夜の東京を走る29歳のタクシードライバー・ 蘭象子(あららぎ・しょうこ)を古川琴音(29)が演じる、夜ドラ『ミッドナイトタクシー』(NHK総合/月曜~木曜よる10時45分)は、古川をはじめ和久井映見(55)、伊藤万理華(30)、竹中直人(70)ら実力派キャストの好演に絶賛の声が相次いでいる。
同ドラマは、昨年の向田邦子賞を28歳という史上最年少で受賞し、話題の火曜ドラマ『時すでにおスシ』(TBS系)を手がけた脚本家・兵藤るり氏によるオリジナルストーリー。取り立ててじょう舌でもなく、特別な気配りができるわけでもない象子が、乗り込んだ人の心の奥に置き忘れられた言葉をそっと照らし、そっとほどいてみせる。
6月22日から放送された第4週では、女性客(礼真琴/35)が賞状筒を残して去っていく。「中は見ないで。捨てておいてください」と付箋が貼ってあり、困った象子はロッカーにしまう。その後、喫茶『つかれしらず』のマスター・昼川源(竹中)から、年の離れた友人(兵頭功海/28)と出かけたいと、休日のアルバイトを頼まれる。
別の夜、象子は欠勤中のドライバー・平良芽衣(小林桃子/21)と待ち合わせする。平良はいつもマスクをしているが、男性客にしつこく「顔を見せてよ」と言われたので、仕方なくマスクを取ったという。彼女の頬にはアザがあり、その手が震えていた。そして、いつものように人気若手俳優・寿々木麗華(伊藤)を乗せ……という展開。