■粗品とあのの『新劇場☆ケロロ軍曹』主題歌が高評価される理由

 アニメ映画『新劇場☆ケロロ軍曹』を巡っては公開初日の朝、勇者ヨシヒコ(山田孝之/42)や変態仮面(鈴木亮平/43)など、過去の福田監督作品のキャラクターたち総勢12名が登場することが《豪華キャスト一挙解禁》としてサプライズ的に発表されたが、これが大荒れにつながることに。

 荒れた要因として言われているのは、ファンが求めているのは“『ケロロ軍曹』作品”なのに、あまりに福田監督の作品のキャラを全面に出しすぎていると感じさせる発表を、公開初日の朝まで伏せていたこと。そして、『ケロロ軍曹』は今秋から声優陣を一新しての新テレビシリーズが放送予定のため、今回の映画が“当時のキャストによる最後の作品”でもあったからだ。

 粗品は6月26日深夜の『霜降り明星のオールナイトニッポン』でこの話題に触れて、「パロディやるうえで、本人(福田組の俳優陣)が出てくるのは新しいやん!」「面白いんで見に行ってください」と、フォローを入れつつ「福田監督がめっちゃ叩かれてるから病んでないか心配になる。久々に見た、自分より叩かれている人」と自虐も絡めて話していた。

 そんな『新劇場☆ケロロ軍曹』には《元々ケロロってパク…オマージュの宝庫だったしこれがケロロって感じだったし面白かった!》《ケロロ普通に面白かったぞ…なんで批評の嵐なのかわからないや》など好意的な声もあるものの、やはり、《福田組パートはマジでいらんかった》《聞いていたよりは悪くないなと思った ただ福田組が本当に邪魔》といった厳しい声も多く寄せられている。

 その一方で、主題歌『また帰ってきたケロッ!とマーチ』、そして同曲を歌っているあのと粗品には好意的な声が多い。その理由は、同曲がオリジナル版のリスペクトを強く感じさせるから。さらに粗品は、6月28日に放送された『テレ東音楽祭 2026初夏』や6月16日の『新劇場☆ケロロ軍曹』公開直前イベントに登場してあのと歌唱パフォーマンスをするなど、積極的にプロモーション活動を行なってもいる。

 そのため、粗品に対しては、

《リスペクト込めて歌ってるから聞き応えあった》
《めっちゃ良かったとっても好き(※『テレ東音楽祭』で)粗品がめっちゃ頑張ってた》
《粗品とあのちゃんが担当したOP主題歌は文句無しだった》
《ケロロの炎上に巻き込まれるかと思いきや、リスペクトありまくりのケロッとマーチで褒めちぎられてる粗品全然話題OKで良かった》

 といった、リスペクトを感じると評価する声が多く寄せられている。

「粗品さんは、昔から『ケロロ軍曹』が好きだったことを明かしています。そして、『オールナイトニッポン』でも作品が荒れてる件に触れつつも映画の宣伝をするなど、フォローに回っている感じ。厳しい声も多い『新劇場☆ケロロ軍曹』ですが、粗品さんは株を上げたと言えそうです」(スポーツ紙記者)

 かつて『ケロロ軍曹』のオープニング曲とエンディング曲には、次長課長、ディラン&キャサリン(※なだぎ武・55と友近・52のユニット)、NON STYLE、小島よしお(45)など、当時の旬な芸人が多く起用されていた。その意味でも、粗品は『新劇場☆ケロロ軍曹』に相応しい存在なのかもしれない。