■神宮寺勇太はただの天然ではない

 神宮寺は岸優太(27)や平野紫耀(26)に負けない天然キャラとして、キンプリの「裏ボス」とファンに呼ばれており、今回も天然発言で旅を盛り上げていた。一方で食レポでは、幻の上州牛を「うま! 記憶を失いそう」、柔らかいホルモンを「歯がいらないですね!」などと、こちらはボケなしで的確にコメントしていた。

「神宮寺は5月22日にジャニーズ事務所を退所することが発表されており、その後の去就が注目されています。天然キャラのイメージがありますが、周囲がよく見えているので、ロケにもうまく対応できています。裸はNGのイケメンタレントもいる中で、ちゃんと温泉に入っていたのもいいですね。一般層にも知名度が高いので、バラエティで人気者になりそうです」(芸能関係者)

 神宮寺はキンプリのコンサートで、ステージの演出を担当。岸が「神宮寺はずっとお客さん目線で見ててくれました」と称賛するなど、メンバーが驚くほどの演出へのこだわりがあるようだ。これも全体を見通せる、広い視野があってのこと。ただの天然ではないのだ。

 キンプリの“第5のメンバー”と言われることもあった神宮寺。しかし、音楽活動やバラエティのほか、昨年4月期放送のドラマ『受付のジョー』(日本テレビ系)で主演するなど、俳優としても活躍しており、経験は十分に積んでいる。今後、ほかのメンバーに負けない売れっ子になる可能性は高い。

(2023年2月25日公開)