■介護離婚を避ける方法を家族問題研究家が解説
妻を「介護要員」とみなす夫は少なくありません。妻が離職し介護に専念することによる弊害は、キャリアが中断することだけでなく、社会的に孤立することにあります。仕事に邁進する夫との話し合いはできず、妻が職場で持っていた知人を失い、家事と子育ての間にあったほんの少しの自由な時間を失い、悩みや愚痴を聞いてくれるはずの友人も離れ、孤立し一人で抱え込むしかない状況です。
相談者である高井夫妻のケースでは、夫である信夫さんの高い役職と比べて妻の淳子さんの仕事は価値が低いと夫がみなしたための介護離職であり、それが原因で離婚となりました。
介護は、それまでの夫婦関係と親子関係の延長線上に起こります。穏やかで協力的な夫婦関係であれば話し合い支えあって解決できる問題もあります。あるいは、高井さんのケースのように父親と息子(要介護者と夫)が若い頃から関係性が薄い場合は、高齢になったからといきなり介護に参加するのも困難です。
さらに、介護を受ける側の高齢者が抱える問題もあります。今回も要介護者は介護サービスやデイサービスの利用を拒否しています。これは、「自分はまだできる」と思いたいから。単なるわがままではなく「できなくなった自分を受け入れられない」のです。様々な要因が重なって起こる介護離婚。まずは、家族間で話し合いを持つことが大切です。
池内ひろ美(いけうちひろみ)
1961年生まれ。家族問題評論家。吉本興業所属。一般社団法人ガールパワー(Girl Power)代表理事。家族メンター協会代表理事。内閣府後援女性活躍推進委員会理事。これまで約4万人のカップルの結婚・離婚相談に乗ってきた。1996年より「東京家族ラボ」を主宰。『とりあえず結婚するという生き方』『妻の浮気』など著書31作品。
1961年生まれ。家族問題評論家。吉本興業所属。一般社団法人ガールパワー(Girl Power)代表理事。家族メンター協会代表理事。内閣府後援女性活躍推進委員会理事。これまで約4万人のカップルの結婚・離婚相談に乗ってきた。1996年より「東京家族ラボ」を主宰。『とりあえず結婚するという生き方』『妻の浮気』など著書31作品。
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2011年6月に45歳差の加藤茶(83)との結婚を発表した加藤綾菜(38)。26年5月31日には自身のインスタグラムを更新し、自宅のリフォームを報告している。
