山田裕貴(32)主演の金曜ドラマ『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(TBS系)が放送スタートし、早くも視聴者の間で考察が盛り上がっている。

 同ドラマは、同じ電車に偶然乗り合わせた、見ず知らずの68人の乗客たちが突如、前代未聞の出来事に巻き込まれ、電波が通じないうえに水も食料もない極限下で懸命に生き、元の世界に戻ろうとする姿を描く、完全オリジナルの予測不能ヒューマンエンターテインメント。

 4月21日放送の第1話は、2023年、高校の体育教師・畑野紗枝(上白石萌歌/23)は、8時23分の電車に乗ろうと駆け足で駅へ。密かに思いを寄せる、消防士・白浜優斗(赤楚衛二/29)をホームで見つける。同じ頃、表参道で働くカリスマ美容師・萱島直哉(山田裕貴)は、ある人物に会うべきかどうか迷いながら電車に乗車しようとしていた。

 3人が乗り込んだ車両では、乗客がそれぞれの時間を過ごしていたが、突然、スマフォの緊急地震速報が鳴る。乗客は激しい衝撃音とともに転倒すると、電車は突如、加速してトンネルの中へ。停車した電車の外にはジャングルが広がり、直哉と優斗と紗枝がトンネルを探索すると、抜けた先には砂漠が広がっていて……という展開。

「メインキャストは切れ目なく連ドラに出ている、売れっ子の山田、赤楚、上白石。さらに、ドラマ化もされた漫画『漂流教室』にそっくりの設定で、新鮮味がない内容に退屈するかと思いきや、人物をうまく描写していく巧みな脚本と演出で、先が読めないサバイバルが展開。最後までドキドキしながら見られました」(ドラマライター/ヤマカワ)