魂の伝道師、ラモス瑠偉のコラム。

 日本の北中米W杯が終わってしまいました。日本時間の6月29日、決勝トーナメント1回戦で、日本代表はブラジル代表と対戦して2-1で敗戦。4年に1度の大舞台から去ることになりました。

 この試合は、本当に惜しいものでした。というのも、前半は内容がとても良くて、ブラジルに、彼らのサッカーをさせませんでした。

 一方で悔やまれるのが、後半です。アンチェロッティ監督は世界的名将にふさわしい監督で、さらに、経験も豊富です。前半のうまくいかない部分をしっかりと修正して、後半は違う戦い方をしてきました。

 それに対して日本は、ちょっと受け身になってしまいました。途中交代で切るジョーカーがいなかったという事情もあります。この大会を前に、三笘薫選手と南野拓実選手がケガをしてしまい、呼ぶことができませんでした。加えて、遠藤航選手が離脱せざるをえず、久保建英選手は初戦・オランダ戦で負傷し、その後、戻ってくることができませんでした。ブラジルも、力のある選手を2人ほど招集できませんでしたが、日本はもっと多かったわけです。

 でも、選手も森保一監督も、全力を尽くしてくれました。すごくいいチームを作って、ピッチの上で最大限の力を出してくれたので、胸を張ってほしいです。