■期待の快速牝馬と函館2歳Sに挑む
7月18、19日の注目の重賞は、19日のGIII小倉記念と、同日に函館競馬場を舞台に行われるGIII函館2歳Sの2つ。僕が参戦を予定しているのは後者で、パートナーは、6月28日の新馬戦を快勝した牝馬、シグレです。
彼女の魅力は、スピードがあって、バネの効いた走り。そのうえ、競馬に対してとにかく“真面目な女の子”で、新馬戦はただ乗っているだけでした。
相手関係が一気に厳しくなる今回、同じように楽な競馬で勝てるとは思いませんが、シグレもさらに良くなっています。
僕の函館2歳Sの騎乗成績は、ここまで11戦して1勝、2着1回、3着3回。1勝は、日本とイギリスのGIを制したアグネスワールドで挙げたものでした。2勝目に向けて、僕もワクワクしています。
武豊(たけ・ゆたか)
1969年3月15日、京都府京都市生まれ。1987年3月1日にJRA騎手デビュー。翌1988年、スーパークリークで菊花賞を制しGI初勝利。以後、オグリキャップ・サイレンススズカ・スペシャルウィーク・ディープインパクト・キズナ・キタサンブラック・ドウデュースなど歴代名馬の手綱を取り、国内外GI通算100勝超を達成した“レジェンドジョッキー”である。2018年9月には史上初のJRA通算4000勝、2024年度JRA賞特別賞と黄綬褒章を受章、2025年8月5日には前人未到の4600勝を達成した。現在もトップクラスで騎乗を続ける“競馬界の第一人者”兼“最多記録更新請負人”。