■“斜め45度”が話題となった滝川クリステルの登場から24年――世論の変化

 滝川は2002年10月から2009年9月末まで『ニュースJAPAN』のキャスターを務めていたが、“斜め45度”のカメラアングルでVTR振りをする姿が番組名物となっていたことで知られる。

『ニュースJAPAN』では滝川の卒業後、秋元優里元アナ(42)が2012年9月末まで、大島由香里(42)が番組終了の2015年3月末までキャスターを務めた。その後、フジテレビの“平日最終版のニュース番組”は『あしたのニュース』(~16年4月)→『ユアタイム』(~17年9月末)→『THE NEWSα』(~18年3月末)→『FNNプライムニュース α』(~19年3月末)を経て、現在の『FNN Live News α』が放送されている。

『FNN Live News α』では、現在の堤アナと海老原アナだけでなく、23年3月末で退社して番組も卒業した三田友梨佳(39)や、2019年4月から2023年3月末まで出演していた内田嶺衣奈アナ(36)も、上品さを備えつつも華やかな雰囲気の衣装で番組に出演していたことで知られる。

「もちろん、番組を見てもらうため、そして出演者の魅力を出すために衣装や見せ方にこだわるのはおかしな話ではありません。深夜のニュース番組は、遅い時間に仕事から帰ってきた男性視聴者も多いですからね。

 ですが、時代が進み――報道番組で“女性の美しさ”を前に押し出していくことに疑問の声も上がるようになってきたなか、フジテレビでは昨年、引退した中居正広氏(53)と元フジテレビアナウンサーの女性トラブルによる、いわゆる“フジテレビ問題”もあった。それもあって、より局内で“もうそういう時代じゃない”という声が増えつつあると聞こえてきています」(前出の民放キー局関係者)

 フジテレビでは、2025年1月から“フジテレビ問題”で世間を騒然とさせて、第三者委員会の調査が入ることに。その結果、企業風土として、全社的にハラスメント被害が蔓延していたと指摘されたほか、女性アナウンサーを大物タレントの会合などに同席させる“接待”の常態化も指摘され、世間から厳しい批判を受けたことで知られる。

「とはいえ、SNSでも《余程過激でない限りかわいい衣装着てもいいと思う》《さすがに騒ぎすぎ》という声もあるなど擁護する声は多いですし、“このスタンスでずっとやってきたから……”と言う関係者もいるそうで、今後も議論されていくのではないでしょうか」(前同)

 滝川が『ニュースJAPAN』のキャスターに就任した2002年から早24年。時代は進んでいる――。