■引退する若き騎手新しい道のりへ!
決断するまでには、悩みすぎるほど悩んだと思います。しかし、決めたからには、後ろを振り返らず、前だけをみて進んでほしい。来月から、福永祐一厩舎の調教助手となる道を選んだ彼なら、それができるはず。
今後は、調教助手とジョッキーという関係に変わりますが、一緒に競馬を盛り上げていこう!
8月第1週、札幌競馬のメインレースは、GIIIクイーンステークス。僕のパートナーは、昨年の秋華賞2着馬、エピファネイア産駒のエリカエクスプレスです。
今年は、GIII中山牝馬S、GIヴィクトリアマイルともに4着。レース内容は悪くなかったですし、直線が長い東京から、札幌に変わるのもプラスです。
クイーンSは、これまで11戦して、1着1回、2着2回。1勝はアプリコットフィズ(2010年)で挙げたもので、2着は、ファインモーション(03年)と、ボンドガール(24年)です。
真夏の札幌決戦。馬にとっても、騎手にとっても、過酷なレースになりそうですが、人馬一体で全力を尽くします。
武豊(たけ・ゆたか)
1969年3月15日、京都府京都市生まれ。1987年3月1日にJRA騎手デビュー。翌1988年、スーパークリークで菊花賞を制しGI初勝利。以後、オグリキャップ・サイレンススズカ・スペシャルウィーク・ディープインパクト・キズナ・キタサンブラック・ドウデュースなど歴代名馬の手綱を取り、国内外GI通算100勝超を達成した“レジェンドジョッキー”である。2018年9月には史上初のJRA通算4000勝、2024年度JRA賞特別賞と黄綬褒章を受章、2026年7月12日には前人未到の5000勝を達成した。現在もトップクラスで騎乗を続ける“競馬界の第一人者”兼“最多記録更新請負人”。