堺雅人(52)が主演を務めるTBS系日曜劇場『VIVANT』の第12話(第2シーズン2話)が8月2日放送される。多くの謎がちりばめられている同作だが、視聴者の間では竜星涼(33)演じる“裏切り者”の新庄浩太郎に大きな注目が集まっている――。
『VIVANT』は自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)の活躍を描いた超大作ドラマ。2023年7月期の第1シーズンでは、架空の国・バルカ共和国と日本を舞台にした壮大な物語が描かれた。
【以下『VIVANT』第11話(7月26日放送)のネタバレを含みます】
第11話は第1シーズン最終回(第10話)の直後から始まる。前作に登場した組織「テント」を巡る任務に携わった別班員5名が何者かにさらわれ、貨物機で別々の国に飛ばされたことで、乃木はまず、地中海東部のキプロス共和国へ――という展開が描かれた。
そして新庄は警視庁公安部の捜査官で野崎守(阿部寛/62)の部下だったが、実は「テント」のモニター(内通者)であることが第10話(第1シーズン最終回)で発覚した裏切り者。今回の事件を受けて乃木や野崎は、新庄が別班員5名の情報を売り渡して国外逃亡の準備を整えた可能性が高いと読んでいる。
新庄役の竜星はTVer限定配信のメイキング番組『V_Log#11』で「新庄は(シーズン)2でも活躍するからって、1の衣装合わせのときにも言われた」と語っていて、実際に初回から暗躍する気配を見せているわけだが――注目されているのは、新庄が主人公・乃木憂助の周囲にいる人物で、“特に怪しい”とずっと言われている長野専務(小日向文世/72)と結託しているのではないか、という考察だ。
長野利彦・丸菱商事専務は、乃木の表向きの上司として、第1シーズン前半の“誤送金事件”の犯人候補として登場。犯人は別の人物で、長野専務は第4話を最後に物語からフェードアウト。今回の第2シーズン初回(第11話)まで登場することはなかった。
しかし、長野専務は経歴に“空白の2年間”があったことを筆頭に怪しい描写が多く、劇中でも野崎ら公安に正体は別班ではと疑われていた。
長野専務は取り調べで、空白期間の理由を“防衛大時代に薬物に手を出してしまい、卒業後に更生施設に入っていた”としていて、警察の裏取り調査でも不審な点は見られなかったのだが――ここで問題になってくるのが、“裏切り者”だと発覚した新庄が、その裏取り調査を捏造できる立場にいたということだ。