堺雅人(52)が主演を務めるTBS系日曜劇場『VIVANT』の第12話(第2シーズン2話)が8月2日放送される。テレビ番組表に綴られている《別班拉致事件の首謀者が遂に判明!? その人物は一体誰?そして、乃木の前に超意外な人物が現れる!?》という煽り文句からも話が大きく動くとみられ、視聴者の間では、7月26日放送された第11話(第2シーズン初回)での“何かが変”と感じさせる意味深な描写の数々に、あらためて注目が集まっている――。

『VIVANT』は自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)の活躍を描いた超大作ドラマ。2023年7月期の第1シーズンでは、架空の国・バルカ共和国と日本を舞台にした壮大な物語が描かれた。

【以下『VIVANT』第11話(7月26日放送)のネタバレを含みます】

 第11話は第1シーズン最終回(第10話)の直後から始まる。前作に登場した組織「テント」を巡る任務に携わった別班員5名が何者かにさらわれ、貨物機で別々の国に飛ばされたことで、乃木はまず、地中海東部のキプロス共和国へ――という展開が描かれた。

 拉致された別班員の高田明敏(市川笑三郎/56)、廣瀬瑞稀(珠城りょう/37)、熊谷一輝(西山潤/28)、和田貢(平山祐介/55)の4名は、日本各地の病院に入院していた。4人が入院していたのは、第1シーズンで乃木が「テント」からの信頼を得るため、何も知らない4人をテントのメンバーの目の前で“射殺”して、死んだことにして秘密裏に帰国させたから。乃木は当時、この作戦を上官にしか知らせていなかった。

 そして今回、4人は入院先の病院で夕食に睡眠導入剤を盛られて、正体不明の工作員に拉致されたと見られているが――実は和田が裏切っていて、敵方の工作員に寝返っているのでは……という考察がされているのだ。

 その根拠とされるのは、高田、廣瀬、熊谷の3人は入院先の病院周辺で爆発事故が発生し、そのどさくさに紛れてさらわれた一方で、和田が入院していた病院だけは爆発事故ではなく、“警備員に扮した男が受付の看護師を気絶させてその隙にさらう”というやり方だったから。

《別班メンバー4人が入院先から拉致されたが、和田貢隊員の病院だけ爆破されてないのは違和感あり》
《どうして和田の入院している和歌山医療会病院だけが爆破が行われなかったんだろう。あとは、入院時の和田の表情に違和感を感じてしまう。(和田に関しては、テント潜入作戦時の発砲に納得がいかず裏組織に寝返ったのでは)》
《和歌山医療病院だけがスプレー噴射で混乱。同じ組織が起こした事件なら、同じ手法取らない?あえて1件だけ爆破じゃないのは、違和感》

 といった、和田を疑う声が寄せられているのだ。

 また、第11話では、乃木が信頼を置いている警視庁公安部の刑事・野崎守(阿部寛/62)にも意味深な描写があり、これも注目されている。

 野崎は成田空港からバルカに向かう乃木を見送る際、前作で共闘したバルカの刑事・チンギスのことを「アイツは信頼に足る男だ。何か苦渋に直面したら、チンギスに相談するといい。いい知恵を与えてくれる」と発言したが、ここで乃木は明らかに「え?」という表情を浮かべていた。