魂の伝道師、ラモス瑠偉のコラム。
北中米ワールドカップは、それまでのワールドカップや各国のリーグ戦などとは異なる戦い方やルールも見られました。日本代表が今後、新しい景色を目指すうえで、そうしたレギュレーションや試合環境への適応も、必要になってきます。
今回のワールドカップでは、出場国が大きく増えました。カタール大会では32か国でしたが、北中米大会では48か国。優勝するまでの試合数が増えたことは言うまでもありませんが、これによって、それぞれの試合間隔も以前より空くこととなりました。そのため、前回大会までなら多くの国が実施していた、試合ごとの選手の大幅な入れ替えは少なくなりました。
日本の場合は、負傷者が出たことで数字的にそれほど大きく減ったわけではありませんが、カタール大会よりも入れ替えた選手数は減っています。いずれにせよ、試合間隔が空いたことで軸となる選手は先発出場し続ける流れとなりました。
また、ハイドレーションブレイクという、長めの飲水タイムが設けられました。このため、本来の“前後半制”から、20分強ずつのクォーター制のような競技展開になっています。これによってプレー強度が上がりましたし、何より、やっている選手にとってはそれまでの流れを一度切られることとなります。