■「中森明菜の好きな曲」、「聞き入って」しまうのは

 第6位(6.0%)は、『セカンド・ラブ』。

『セカンド・ラブ』は、1982年の3枚目のシングル。前作『少女A』の不良少女路線から一転、恋に揺れる繊細な女心を描いた切ないバラードで、情感豊かな歌唱により新境地を開拓した。

 オリコン週間チャートでは自身初となる1位を獲得、累計売り上げは76万枚を突破。1980年代に中森がリリースした全シングルの中で、最大のヒット作となった。

「哀愁が漂う切ないメロディがとても好き」(50歳/女性/主婦)

「曲の雰囲気が好きだし、歌っていたときのかわいらしい印象もある」(56歳/女性/学生)

「歌い出しの歌詞が好き」(54歳/男性/会社員)

「ドラマチックなところが好き」(54歳/女性/自営業)

 第5位(7.0%)は、『北ウイング』。

『北ウイング』は、1984年の7枚目のシングル。成田空港の「北ウイング」を舞台に、愛する人を追いかけて一人旅立つ女性の切なさと強い決意を描いた曲で、都会的で洗練されたサウンドが特徴的だった。売上枚数は約60万枚のヒットを記録、歌手としてのスケールの大きさを世間に強く印象づけた。

「小学生ながら、かっこいいなあと思た曲」(50歳/女性/会社員)

「飛行機が好きなので思い入れがある」(55歳/男性/会社員)

「盛り上がりがあるし、ロマンチックだった」(45歳/女性/自由業)

「物語性があっていい。情景が浮かぶ」(53歳/女性/自由業)

 第4位(10.0%)は、『難破船』。

『難破船』は、1987年の19枚目のシングルで、もともとは作詞・作曲を手がけたシンガーソングライターの加藤登紀子の楽曲だったが、加藤が中森に歌唱を薦めたことでカバーが実現。

 恋の終わりや報われない愛を“難破船”になぞらえた退廃的かつドラマチックな世界観で、中森は切なさに満ちた低音のボーカルで歌い上げ、世間に衝撃を与えた。

 オリコン週間チャートでは1位を獲得したほか、『日本レコード大賞』金賞を受賞し、アイドルの枠を超えた唯一無二のアーティストとしての評価を不動のものにした。

「作詞が加藤登紀子さんだけあって詩に重みがあり、それをしっとりと歌う明菜さんがマッチしてこの曲が流れると聞き入っていた」(55歳/女性/主婦)

「静と動という感じがいい」(54歳/女性)

「暗めな曲だがスケール感があり、中森明菜の歌唱力が生かされたバラードだと思う」(51歳/男性/自由業)

「荘厳な雰囲気で、明菜さんの歌手としての実力がいちばん出た歌」(54歳/女性)

「感情を込めて歌っていたところが印象的だった」(58歳/女性/主婦)

■「中森明菜の好きな曲」ランキング
1位 『飾りじゃないのよ涙は』
2位 『DESIRE-情熱-』
3位 『少女A』
4位 『難破船』
5位 『北ウイング』
6位 『セカンド・ラブ』
7位 『ミ・アモーレ[Meu amor é…]』
8位 『スローモーション』
9位 『TATTOO』
10位 『SAND BEIGE-砂漠へ-』、
10位 『サザン・ウインド』