7月26日から第2シーズンが始まった、堺雅人(52)が主演を務めるTBS系日曜劇場『VIVANT』の第12話(第2シーズン2話)が8月2日放送された。大注目を集める同作は超高視聴率で知られるが、第12話も世帯視聴率16.4%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)、個人視聴率10.4%という凄い数字を叩き出した。
散りばめられた多くの謎が多数の考察を生む『VIVANT』。第12話では、バルカ人の少女・ジャミーン(本間さえ/12)を巡る意味深な描写から、前作で和解したはずの主人公の義兄弟・ノコル(二宮和也/43)が裏切るのでは――という考察も浮上することになった。
【以下、『VIVANT』第12話のネタバレを含みます】
『VIVANT』は自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)が謎の組織「テント」の実態を追う活躍を描いた超大作ドラマ。2023年7月期の第1シーズンでは、架空の国・バルカ共和国と日本を舞台にした壮大な物語が描かれた。
注目されているジャミーンは、第1シーズンで心臓病の治療のために来日したバルカ人の少女。「人の善悪を直感的に見抜ける」という能力があるとされ、主人公・乃木やヒロインでWHI(世界医療機構)の医者・柚木薫(二階堂ふみ/31)になついている。乃木と薫は、ジャミーンのために日本の外国人学校を探している最中だ。
そしてノコルは、バルカの孤児だったところを「テント」の創設者のノゴーン・ベキ(役所広司/70)に救われて、息子同然に育てられた青年。後にベキの正体が乃木の実父・乃木卓だと判明したこと、乃木が国益のため、ノコルの会社「ムルーデル社」と協力して現地の鉱物・フローライトの採掘権を勝ち取ったことなどから、現在は乃木を義兄弟と認め和解。第2シーズンでも、第11話(第2シーズン初回)で勃発した“別班員拉致事件”の手がかりを乃木に教えるなど、協力している。
そんなノコルが、なぜ“背信”を疑われているのか――それは、第12話であったテントの元幹部・アリ(山中崇/48)の、ジャミーンについての意味深なリアクションから。
同回では、乃木が別班員拉致事件の真相を探るべくキプロスへ飛び、そこで疑わしいアリを問い詰める場面があった。その結果、アリは少なくとも今回の別班員拉致事件には関与していないことが明らかとなり、以降、協力体制に。
そんなアリはジャミーンのこともよく知っていて、乃木から彼女が元気だと聞かされて、「日本にいるなら安心です」「ジャミーンが日本に。本当によかった……」と嬉しそうな表情を浮かべたが、乃木が「今なら(ジャミーンは)バルカでも安心して暮らせそうですけど」と話すと、態度は一変。
慌てた様子で、大声で「ダメです!」とモンゴル語で否定し、日本語で「やっぱり、日本は安全ですから……」と誤魔化すように笑う――という場面があった。そしてアリはこの後、乃木の“バルカに行ってノコルの力になってほしい”という提案には応じている。