■低評価を跳ね返し世界一強い馬に!

 1番人気は、昨年の凱旋門賞馬ダリズで、2番人気はフランスのダービー、エクリプスSを制したコンスティテューションリバー。メイショウタバルと同じく挑戦を表明したアドマイヤテラは、ともに26倍で12番人気だそうです。

 評価が低い? いえ、オッズの数字は関係ありません。勝った馬が、世界で一番強い。僕はそこを目指すだけです。

 そのためにも、まずは、目の前のレースに全力で。

 思いを強くして挑んだ夏の札幌開幕週で2勝を挙げ、今週は、8月8日にイギリス・アスコット競馬場で行われる国際騎手招待競走、シャガーC。翌週16日には、安田記念馬、シックスペンスとのコンビで、フランス・ドーヴィル競馬場で行われるGⅠジャックルマロワ賞に挑みます。

 98年にタイキシャトルが勝ったこのレース、僕自身は、94年にスキーパラダイスで4着、98年ミスベルベールで4着、99年ウェイオブライトで4着、02年ボウマンで6着、08年ナタゴラで2着とまだ勝てていません。

 僕自身、初勝利を目指して、フランスに行ってきます。応援してください。

武豊(たけ・ゆたか)
1969年3月15日、京都府京都市生まれ。1987年3月1日にJRA騎手デビュー。翌1988年、スーパークリークで菊花賞を制しGI初勝利。以後、オグリキャップ・サイレンススズカ・スペシャルウィーク・ディープインパクト・キズナ・キタサンブラック・ドウデュースなど歴代名馬の手綱を取り、国内外GI通算100勝超を達成した“レジェンドジョッキー”である。2018年9月には史上初のJRA通算4000勝、2024年度JRA賞特別賞と黄綬褒章を受章、2026年7月12日には前人未到の5000勝を達成した。現在もトップクラスで騎乗を続ける“競馬界の第一人者”兼“最多記録更新請負人”。