内田有紀(50)とtimelesz寺西拓人(31)がダブル主演する木曜劇場『ラストノート』(フジテレビ系/毎週よる10時~)は、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)が、初回は5.0%と好調発信したものの、第2話以降は3%前半の低空飛行が続いていたが、7月30日放送の第4話は3.5%に微増している。その理由は――。

 同ドラマは、環境も積み重ねてきた人生もまったく違う、49歳の一瀬葵(内田)と30歳の樋口澄晴(すばる、寺西)という、“年の差男女”が静かに惹かれ合い、やがて人生で最も激しい恋へと導かれていく姿を完全オリジナル脚本で描く物語。ラストノートとは、時間ごとに変化していく香水の、最後の香りをあらわす言葉のこと。

 第4話では、澄晴は会社を辞め、父・眞澄(佐々木蔵之介/58)の示談金の支払いも拒否する。澄晴は葵に160万円を必ず返すと約束し、一週間後の19時に最初の返金をするから同じ場所に来てほしいと伝える。そしてバイトを掛け持ちし、必死で働く。一方、葵はスーパーで莉奈(桜井日奈子/29)とばったり再会する。

 後日、澄晴が葵に会いに行くため自宅を出ると、突然、優子(坂井真紀/56)があらわれて「澄晴くんのことが好き」と告白する。断る澄晴に食い下がる優子。困った澄晴は「好きな人がいる」と告げる。優子は澄晴の“好きな人”を突き止めようと、彼が働いていたギャラリーで龍太(草川拓弥/31)に会い……という展開。

 相変わらず、葵と澄晴が惹かれ合う動機が見えてこず、葵は花の匂いを再び感じること、澄晴は真っ当に生きるという、自分を変えてくれそうな相手への期待でつながっているだけ。正直、うたい文句の大人の純愛ドラマとしては疑問符が浮かぶ。しかし、ホラーとして見れば実によくできていて、視聴者もそういうものとして楽しんでいるようだ。