今年の冬ドラマで、鈴木亮平(43)主演の日曜劇場『リブート』(TBS系/毎週よる9時~)は、視聴率や満足度ランキングで上位に立つ大ヒット。視聴者の考察も盛り上がったが、それ以上にファミリーサスペンスとして評価するべき作品だった。
同ドラマは、妻・夏海(山口紗弥加/46)殺しの罪をきせられた平凡なパティシエ・早瀬陸(松山ケンイチ/41)が、自身の潔白を証明して真犯人を追うため家族も過去も捨て、悪徳刑事・儀堂歩(鈴木)に顔を変えて“リブート(再起動)”する物語。戸田恵梨香(37)は早瀬に手を貸す謎の公認会計士・幸後一香を演じた。
当初は鈴木の2役が話題だったが、ドラマ内で別人になりすます“リブート”という方法が使われたことで、早瀬以外にもリブートした人物がいるのではと考察が盛り上がった。X上では《夏海の遺影を意味深に見つめる、拓海に心からの激励っぽい言葉を伝える…、観れば観るほど、一香=リブートした夏海に思えてくるんだよな…》などと、初回から一香を疑う声は多かった。
“一香=夏海リブート説”はさまざまな謎が明らかになる中、ずっと考察の中心だった。中盤には定期的に美容整形外科に行っていること、ときおりハヤセ洋菓子店に手伝いに行っていたこと。さらに、夏海が設立に関わったNPO法人「しぇるたー」のマチ(上野鈴華/25)が刺殺されたとき、古くから知っているような反応をしたことから、ほぼ“リブート”が確定したが、全話を通じて一香の正体の謎が物語を引っ張っていたのは間違いない。