今年1月期放送の篠原涼子(52)主演、SixTONESジェシー(30)共演の連続ドラマ『パンチドランク・ウーマン−脱獄まであと××日−』(日本テレビ系/日曜よる10時~)は、全話平均世帯視聴率が3.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と惨敗。不可解ストーリーにツッコミの声多数だったが、なぜこんなことになぅてしまったのか――?

 同ドラマは、海外で起きた女性刑務官が、男性受刑者を脱獄させ一緒に逃げたという実話に着想を得た、未決拘禁者(有罪が確定していない被疑者・被告人)を収容する拘置所が舞台の脱獄エンターテインメント。ジェシーが演じるのは父親殺害容疑者・日下怜治で、氷川拘置所の刑務官・冬木こずえ(篠原)の人生を大きく狂わせていく。

 ジェシーは舞台経験こそ多いが、映像作品ではカタイ表情とぎこちないセリフまわしで評価はあまり高くなく、趣里(35)主演の『モンスター』(フジテレビ系、24年10月期)でも「棒演技」の声が多かった。ただ、本作では無口な役ということで違和感は少なく、X上でも《明るい役よりもこういう闇抱えた感じの役似合ってる気がした》などと好評で、けっこうハマり役だったはずだ。

 しかし、一方でストーリーはあまりに不可解だった。怜治が脱獄するまで拘置所内でのドタバタが延々と続き、《この拘置所は怜治来るまでよく問題起こらなかったな…っていう無法状態だし、病院の警備もスカスカ過ぎる》などのツッコミの声も。脱獄のトリックも“内通者”の協力であっさり片づけてしまうなど、サスペンスとは思えないトンチキ展開だった。