堺雅人(52)が主演を務めるTBS系日曜劇場『VIVANT』の第13話(第2シーズン3話)が8月9日放送される。毎回、話が大きく動く同作だが、第13話では特に物語が大きく動くと見られ、公式サイドも意味深な“煽りメッセージ”をXに投稿している――。
『VIVANT』は自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)の活躍を描いた超大作ドラマ。謎のテロ組織「テント」の正体を追う2023年7月期の第1シーズンでは、架空の国・バルカ共和国と日本を舞台にした壮大な物語が描かれた。
【以下『VIVANT』最新話までのネタバレを含みます】
第2シーズンでは、初回から「テント」関係の任務に携わった別班員が拉致される事件が発生。乃木ら別班は警視庁公安部の刑事でありながら実はテントのモニター(内通者)だった裏切り者・新庄浩太郎が事件に関与していると確信し、乃木は彼の潜伏先であるタイへと向かう。
一方で、予告では新庄以外にも「最大の裏切り者」がどうやら国内にいそうなこと、その人物が新庄の海外逃亡に加担したことを示唆するような内容となっていて、物語が大きく動くと見られている。
ドラマ公式Xが第13話(第2シーズン3話)を《次回、リアタイ必須回》としているだけでなく、“やんぴ”こと『VIVANT』の宮崎陽平監督も8月5日に、《これは本当に…リアタイで皆さんと一緒に見たい… 今週日曜夜は空けてください。第2シーズンが始まります》と、ここからが本番であると感じさせる投稿をXにしているのだ。
一般論として、アニメやドラマは第3話で話が大きく動く傾向にある。それは、最初の2話は世界観の説明やキャラ紹介に尺が割かれがちだから。『VIVANT』にも通じるところがあり、原作・監督の福澤克雄氏は、2023年7月期放送の第1シーズン初回はあえて物語を動かさず、代わりに大規模な演出で視聴者をひきつけたことを明かしている。
第1シーズン第3話の場合、同回で乃木がバルカから帰国し、第1章「誤送金編」の真犯人が発覚するなど物語が大きく動いた。そして第4話で、乃木の正体が第1話から存在のみ示唆されていた自衛隊の“別班”で、これまでの行動が全部計算ずくだったことが判明する大どんでん返しが描かれ、視聴者を仰天させたことで知られる。
そんな前例がある上で今回、ドラマ公式Xと宮崎監督が意味深な煽り投稿をした――これは、8月9日放送の第13話で判明する「最大の裏切り者」が、それこそ“乃木=別班”と同レベルの衝撃を視聴者に与える人物である前フリではないだろうか。
そしてそれで考えると、露骨に怪しい描写が多い公安のハッカー・東条翔太(濱田岳/38)などではなく、“もう1人の主人公”として強い存在感を放っている警視庁公安部の刑事・野崎守(阿部寛/62)が怪しいのでは――そんな考察が浮上しているのだ。
野崎は、乃木が“野崎さんなら察してくれるはず”という前提で大胆な作戦をとることもあるなど、信頼を置かれている優秀な公安の刑事。劇中で何か謎が浮上した際には、いち早く真相にたどり着く。そんなキャラがもし“裏切り者”だったとしたら驚きだし、「最大の裏切り者」という表現にも納得だ。
そして、野崎が離反する伏線と呼べそうな不審な描写もゼロではない。たとえば第1シーズンの時点から言われていることだが、野崎は「人の善悪を直感的に見抜ける」能力があるとされるバルカ人の少女・ジャミーン(本間さえ/12)に、懐かれていない。ジャミーンは乃木には懐いていたのだが、その違いは……!? という考察だ。