■第2シーズンに入ってから阿部寛演じる野崎の“不自然な場面”が続出
第2シーズンに入ってからも、野崎(阿部)には不審な描写が多い。第11話(第2シーズン初回)では野崎が空港で乃木(堺)を見送る場面があったが、野崎が「何か苦渋に直面したら、(バルカ警察の)チンギスに相談するといい」と告げたところ、乃木が意味深な表情で野崎を見つめるシーンがあった。
また、第12話(8月2日放送)では、公安サイドと別班サイドがリモートで会話中に、野崎が乃木に「裏でこの会話を聞いてらっしゃるお前たちの司令官は、なんとおっしゃってる?」とその場にあった“女性のフィギュア”を手に取る場面があり、視聴者の間でも話題になった。確かに別班の司令官・櫻井里美(キムラ緑子/64)は女性だが、なぜ野崎が性別を知っていたのか? すぐ隣にはタイガーマスク、つまり“覆面を被った男”のフィギュアもあった。“正体不明の司令”を表現するなら、そちらのほうが自然ではないだろうか。
さらに指摘されているのは、第2シーズン放送前に公開された登場キャラクターポスターの“数字の位置”。キャスト全員が赤い数字「2」が人物のバックにあるデザインとなっているが、野崎だけは、後ろを向いた彼の背中に「2」がのっているような、「2」が前面にきている構図のため、“「2背」→「にせ」→「偽」”という洒落では――という考察が放送前から言われていた。
《野崎が仮に裏切るとしたら、このタイミングか、ドラマのラストで劇場版に続くってパターンな気がするだよなあ》
《乃木にとっての裏切り者は野崎。ジャミーンが懐かないし。撃たれた別班4人を日本へ送ったのも野崎。東条は指示通り動いているにすぎない。ただ、野崎は別の目的で動いており、直ぐに和解するだろう》
《野崎だけは裏切り者になってほしくないです 今回 野崎の可愛がってた後輩くんも絡んで来るみたいだから復讐かよ?止めてくれ!と思った次第ですw》
《2背、で、偽(ニセ)、の推理、たしかに! でも野崎さんが偽(ニセ)だと根本からいろいろ変わってくるな……》
といった、野崎が「最大の裏切り者」なのでは――という考察がささやかれている。3年前の第1シーズンから物語の中心にいて大活躍してきた阿部寛演じる野崎がもし裏切っていたら、まさに衝撃展開なのだが、果たして――。
特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲや藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。『VIVANT』第1シーズンでは考察を大いに楽しんだ。