今年4月期に放送された、堤真一(62)主演の日曜劇場『GIFT』(TBS系/毎週よる9時~)は、パラリンピックで話題になった車いすラグビーをテーマにし、豪華な出演陣が話題になったが、全話平均世帯視聴率が7.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で、日曜劇場の歴代最低を記録してしまった。
同ドラマは、車いすラグビーチーム「ブレイズブルズ」を舞台に、本気で心と身体をぶつけ合うことで仲間、家族の大切さ、そして愛を知っていく姿を描く物語。堤はブラックホール研究が専門の大学准教授・伍鉄文人、山田裕貴(35)はチームのエース・宮下涼、有村架純(33)は雑誌記者・霧山人香を演じた。
初回から平均世帯視聴率が9.4%という低調スタート。豪華な出演陣が話題だったが、それが仇になったかもしれない。日曜劇場らしい豪華な顔ぶれだが、存在感がありすぎて、主役の堤がかすんでしまった感があったのだ。しかも、涼、人香、坂本昊(そら、玉森裕太/36)とそれぞれに面倒な事情を抱えているようで、伍鉄と車いすラグビーという本筋よりそちらが気になってしまい、初回で一気に引き込まれた、とはならなかった。
しかも、主役のはずの堤の存在感は回を追うごとに薄くなっていった。第8話では、10年前の交通事故をめぐるエピソードが描かれ、人香(有村)と朝谷圭二郎(本田響矢/27)、涼(山田)がメインとなり、そこに昊(玉森)が差し込まれる展開。伍鉄(堤)はチームのフォーメーションを考えるばかりで、出演時間も短めだった。