復帰戦の相手にクロちゃんを指名した「因縁」

「電話をしたときも温かい言葉をかけていただいたし、活動がストップしている間も長州さんはYouTubeで“小力、反省してたよ”なんて言ってくださって。

 この後、こちらからお願いして一緒にステーキを食べに行ったんです。すごく叱咤激励していただいたので、これ以上ご迷惑やお手数をおかけできません。自分から“ぜひ見に来てください”なんてお願いできませんよ」

 その復帰戦、対戦相手に迎えるクロちゃんを、小力は「親友であり戦友」と語る。 

「社長から“復帰戦で誰と戦いたいか”と聞かれたとき、迷わず“クロちゃんでお願いします”と言いました。彼は昔から西口プロレスにも出てくれていて、長年ネット番組でも共演してきましたし、今や大人気者となった彼のエネルギーを目の前で体感したいのもあります。やらかした僕と人気者の彼がぶつかる姿を、お客さんに見せるのが一番盛り上がるとも思いました」

 しかし、指名の理由はそれだけではない。実は、小力とクロちゃんは数年前から“因縁”があって……。

「3〜4年前、クロちゃんとロケで一緒になって。昔は“コリキング”なんて呼んでくれてたんですよ。久しぶりの共演だったので、懐かしいなぁと思って話しかけたら、“小力、そういうのはいいの!”って雑に扱われたんです! クソっ……! あれは今でも腹立ってますよ。

 その後、たまたま服直しの店で高橋みなみちゃん(35)に会ったとき、彼女がクロちゃんと仲良いから、“『こないだの件、忘れてねぇからな』って言っといて”ってお願いしたら、みなみちゃんがその場でクロちゃんに電話をかけてくれたんですよ。そしたら、クロちゃんから速攻で“違うもん!”って言い訳のLINEが来ました」

 最後に、小力は今回の復帰戦がこれまでの戦いとは一線を画していることも明かした。 

「西口プロレスは台本を重視するんですけど、今回は台本なしで行きます! 打ち合わせも一切していませんし、殴り合いになるのか、ギャグ合戦になるのか、はたまた駄弁ってるだけで終わるのか──。リング上でしっかりと決着をつけますよ!」

 反省と感謝、そして芸人としての誇りを胸に、小力は再び上がるリングでどんな光景を繰り広げるのか。

長州小力(ちょうしゅう こりき) 1972年2月5日生まれ、東京都出身。お笑いタレント。プロレスラー・長州力のものまねでブレイク、「キレてないですよ!」のフレーズや、黒タイツ姿で軽快に踊るパラパラダンスで社会現象を巻き起こした。