堺雅人(52)が主演を務めるTBS系日曜劇場『VIVANT』の第13話(第2シーズン3話)が8月9日放送された。同回では阿部寛(62)演じる準主人公的な存在の野崎守の“衝撃の裏切り”が明らかに。彼の考察と関連して、第1シーズンに名前のみ登場した“死んだ後輩”や、第2シーズン放送前に投稿されていた公式イラストが注目を集めている――。

『VIVANT』は自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)の活躍を描いた超大作ドラマ。謎のテロ組織「テント」の正体を追う2023年7月期の第1シーズンでは、架空の国・バルカ共和国と日本を舞台にした壮大な物語が描かれた。

【以下『VIVANT』第13話までのネタバレを含みます。ご注意ください】

 第2シーズンでは、初回からバルカの組織「テント」関係の任務に携わった別班員が拉致される事件が発生。第13話で、乃木が信頼を置いていた公安の刑事・野崎守(阿部)が“裏切り者”であり、拉致された別班員の情報を海外にリークしていたことが明らかとなった。

 乃木らが愕然とする一方で、イスラエルの首都・エルサレムに飛んだ野崎は現地の男と接触。「よくやってくれた」「上は大変お喜びだ」などと話す男に、「こちらとしても、お役に立てて何よりだ!」と現地語で返す場面で、同回は終了。『VIVANT』公式サイドは第13話から物語が大きく動くと強調していたが、準主役で第1シーズンでも活躍した野崎が裏切り者という衝撃的な展開となった。

 そんな『VIVANT』第2シーズンは次回、8月16日放送の第4話(通算14話)からがいよいよ“本番”となるようだ。前述のイスラエルで野崎を迎えた男もそうだが、第1シーズンに登場した「テント」とは別の第三勢力が本格的に動き出す気配もある。

 第三勢力を巡っては、野崎が訪れたのがイスラエルであることから、同国の対外諜報機関のような組織との関係性を疑う声が多く寄せられている。また、第13話では乃木が、「こちらの調査では、イランを拠点とするザルーン、中国のユンシュ、ロシアのナビルデーティル、北朝鮮のスリョン、シリアのジルのどこかに(犯人は)情報を売ったと踏んでいる」とも話していた。こうした組織が、これから先に登場するのかもしれない。第2シーズン初回で拉致された別班員・黒須駿(松坂桃李/37)はバルカで拉致されて“密輸”され、現在はアゼルバイジャンにいると見られている。

 つまり、これから先は世界中の裏の組織が絡む壮大な展開もありそうな『VIVANT』だが――ここで注目されているのが、第1シーズン7話で名前のみ登場していた中国人・劉銘軒(リュウ・ミンシェン)の存在だ。

 リュウは、野崎が北京大使館にリエゾン(※他部署や外部機関との調整を行なう従業員)として働いていた時からの仲間だったが、「度を超えた調査」をした結果、死亡してしまったという人物。野崎いわく「頼りなく見えて実は芯がある」ところなど、乃木によく似ている部分があるという。「俺がもう少しあいつのことを見てやっていれば、死なずにすんだのにな。俺にとっての唯一の失敗だ」と漏らすなど、野崎は現在もリュウの死に責任を感じている様子でもあった。