■公式イラストの乃木憂助と“謎の3本傷の男”が瓜二つ

 第2シーズンでは野崎(阿部)のキャラクターがより深く掘り下げられると見られているが、“裏切り”の動機として、リュウの存在も深く関わってくるのでは――そんな“考察”は多い。

《本物だとしたら、野崎が気にかけてたリュウミンシェン?の死に別班が絡んでて野崎は真相を知るために、別班員拉致に手を貸したとか?》
《リュウミンシェンは別班も知らない凶悪な組織の存在に気づいたが亡くなった・野崎はそれを知り仇を討とうとするが、自分ではどうにもできないと悟る・その時別班乃木に出会い、乃木に全てを託すと決める》
《シーズン1で乃木が組織も国も投げうってテロリストのお父さんに会いに行ったしシーズン2は野崎が組織も国も投げうってリュウミンシェンに会いに行くのかな》

  そして、そんなリュウは、堺が一人二役で演じるのでは――という考察もされている。それは前述のように“乃木によく似ている”という設定もそうだが、第2シーズン放送前に公式SNSが投稿していたキャラクターイラストが根拠として挙げられているのだ。

『VIVANT』公式SNSでは、第2シーズン放送前に主要登場人物をデフォルメしたイラストが順次投稿されていた。各キャラクターの顔は絶妙に描き分けられているが、よく見ると1人だけ、肌の色と髪型、そして左頬の3本の傷以外の顔のパーツが“乃木憂助”と瓜二つのキャラクターがいる。

 さらに、『VIVANT』と「おやつカンパニー社」とのコラボお菓子「ベビースタードデカイラーメン(乃木&野崎の作戦会議用ソースもんじゃ味) 」のパッケージには「大きな渦」「国際的陰謀」「情報戦」など作品を象徴するワードがびっしりと書かれているが、そのなかには「3つの傷」というワードも……。これらの情報から、

《各キャラクターの特徴捉えてて可愛いな〜て見てたんですけど…。顔に傷がある男、乃木さんと瓜二つっていうか、目鼻口眉のパーツがまんま一緒でゾッとした。君はいったい誰なんだい…?》
《リュウミンシェン説で堺さんが演じるとしたら、事前インタビューで「たくさんの言語のセリフを覚えました」というのも乃木一人分より説得力ある…》
《これがリュウミンシェン…?憂助と同じ顔だもんね》

 といった、今後、乃木と瓜二つの男リュウ・ミンシェンが登場し、それを堺が演じるのでは――という考察が多く寄せられている。

 また、同イラストを巡っては“乃木そっくりの男”だけでなく、“グレイヘアのヒゲが印象的なスーツ姿の男性”や“民族衣装の胸の部分に武器らしき物を仕込んでいる白髪とヒゲの老人”など未登場のキャラクターも多いため、

《謎の老人...どこかの企業人なのか》
《グレイヘアのスーツを着た男性頭良さそう》
《胸の所に付いているのは…穏やかな顔なのに、実は敵のトップでかなり危険なキャラだったりして・・・》
《謎の老人。服に装備してるのは武器なのか、曲者っぽいな》
《非常に手強い敵として現れるが、正義の側面もあり、乃木たちは難しい選択を迫られる、と見た》

 といった、まだ見ぬキャラクターの背景を考察する声も。彼らもまた、これから乃木ら別班が深く関わっていく海外の組織の人間なのかもしれない。

 乃木役の堺は7月25日放送の『王様のブランチ』(TBS系)で『VIVANT』の裏話として、「タイ語のレッスンの前に中国語をやっていたんですよ。そうしたらタイ語の先生に“タイ語が中国語っぽくてダメです!”って怒られて(笑)。タイ語が一番厳しかったですね」と、中国語のセリフがあることを明かしていた。

 堺が中国語を話すシーンというのは、実はリュウ・ミンシェンを演じた際のエピソードなのかも……。

特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲ藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。『VIVANT』第1シーズンでは考察を大いに楽しんだ。