俳優・山本舞香(28)が、今年10月期に放送予定のフジテレビ系木曜劇場『波うららかに、めおと日和』の続編の出演を辞退したことが8月13日、発表された。辞退の理由から山本にエールを送る声が多い一方で、複雑な心境のファンもいるようだ――。

『波うららかに、めおと日和』は、講談社のマンガアプリ『コミックDAYS』で連載中の西香はち氏の同名マンガが原作。日中戦争が勃発する前年の昭和11年に結婚した、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描くハートフル・昭和新婚ラブコメディー作品。2025年4月期に芳根京子(29)主演でフジテレビ系木曜劇場で実写化された。

 同作では、芳根が男性経験ゼロの主人公・江端なつ美、本田響矢(27)がその夫で硬派な帝国軍人・瀧昌(たきまさ)を演じた。新婚夫婦の“うぶキュン”が丁寧に描かれ、それによってあらためて平和の尊さ、戦争のつらさが実感できる作品としても人気を博した。それを受けて、今年10月期の続編放送が発表されていた。

 前作で山本は、主人公・なつ美の友人・芳森芙美子(よしもり・ふみこ)役で出演。後に瀧昌の同僚・深見龍之介(小関裕太/31)と良い雰囲気になるが、主人公夫婦と比べて、腹の探り合いや心理戦じみたやり取りなど、“大人の恋愛”模様が展開された。カップリングが“ふかふみ”と評されて人気を博したほか、なつ美を助ける場面もあるなど、芙美子は『めおと日和』に欠かせない人気キャラクターだ。

 山本が演じた芙美子は原作ファンからも好評だったが、山本はMY FIRST STORYのHiro(32)と結婚していて、今年8月7日に第1子出産を報告したばかり。そのため、《私自身も出演したいという気持ちはとても強くありましたが、今回は子どもとの時間を大切にしたいという思いから、出演を見送る決断を致しました》と、『めおと日和』続編の出演を辞退するというコメントを出した。

 さらに山本は作品とキャラへの愛を語り、《出演者の皆さん、スタッフの皆さん、そして新しい『めおと日和』を、一人のファンとして心から応援しています。私も放送を楽しみにしています!》と、各方面へのエールを送った。

 発表を受けて、原作者・西香氏も《妊娠出産産褥期の母体への負担は皆様もご存知の通りなので、ご本人の意思と体調とお子さんを第一にと返答しました。ドラマサイドも同じ見解で、このような運びとなりました》(※産褥期/さんじょくきとは、出産後から母体の機能が妊娠前の状態に戻るまでの約1か月半~2か月の期間のこと)と、ポストしている。

 出演辞退の理由を明らかにした山本には、温かい言葉が多数寄せられている。

《続編でキャストが変更になるときに、俳優さんからメッセージが出ることって珍しいかも。ご出産されたばかりだもんね。芙美子さん大事な役だから、新しいキャストへ優しく引き継ぎされてなんか安心する。続編たのしみ》
《山本さん、ご出産おめでとうございます想いの詰まったコメントを届けてくださりありがとう》
《とても残念だけど、仕方ないね、子供との時間って大切だし成長を見逃したくないだろうし!》