■チョッキーの“未登場ビジュアル”にも注目が集まる

 乃木(堺)の発言、新庄(竜星)の意味深な体型やガムに関する指摘、腐敗した遺体――そういった描写の数々から、

《チョッキーに自分の両親への伝言を伝えた上でタイ警察に撃たれたのはもう自分が”新庄浩太郎”としては生きていけないことは分かってるから。乃木「貴方はもう光の下で生きていけない」は、この先は自分の名前、戸籍その他全てを捨てて別人として生きなければならないって意味じゃない?》
《新庄、死んでないと思うんだよなぁ パクった拳銃を顬に当てて撃つほうが確実に死ねるのにそうしなかったわざわざ威嚇射撃をして警官に撃たせるように仕向けてたのが気になる 日本に死体?が来た時も、普通検死に回すのに公安のお偉いさんがいらないって言ってたし》

 といった、新庄の生存説を唱える声が多く寄せられている。

 また、本編での描写に加えて、視聴者はドラマの外側のコンテンツも“考察”の材料としている。そしてその内容から、チョッキーがこの先に新庄のために活躍するのではと見る向きも多い。

 チョッキーの今後に関して注目を集めているのは、第2シーズンの情報解禁が始まった時期に公開された、登場人物のデフォルメイラスト。そのなかにはチョッキーと思しきイラストもあるが、それは“全身タイツ姿でポーズを取っている”という、まだ本編未登場のビジュアルだったことから、

《チョッキーはまだ過去の予告イラストの衣装では出てないので今後も活躍すると思ってます(全身黒タイツみたいなやつ)》
《そうえばチョッキーの公式イラストの潜入スーツ姿出てこなかったな今日も……まだまだなんか活躍あるね!?希望見えてきた》
《チョッキーは黄色いシャツに白のパンツ姿 このモジモジくん衣装では出てきていない もう暫く出番があるということですかね》

 といった、今後に期待する声が多く寄せられている。

 さらに、『VIVANT』放送直後にYouTubeでも生配信されている『VIVANT 悪役会議室』(TBSラジオ)の8月16日放送回の内容も注目を集めている。同ラジオにはお便りコーナーがあるが、そこで《14話は箸休めの回 チョッキー、これで終わりなわけないじゃん》という『VIVANT』の福澤監督からのメッセージが紹介されたのだ。

 監督自身が「これで終わりなわけない」と明言したことで、チョッキーの再登場や今後の展開に注目が集まっている。そして、チョッキーが再登場するなら、愛する新庄と再び絡む展開があるのではないか――そんな期待が、“新庄生存説”をさらに盛り上げているようだ。

 なお、同日の『VIVANT 悪役会議室』では、頭に“天使の輪”をつけた竜星が登場して、生存説を否定してもいる。ただし、パーソナリティの迫田孝也(49)が「ゲストに先の展開を質問するのはNG! あくまでも放送されたドラマの内容から。ヒントを求めるのはなし!」とリスナーに強く訴えていたことから、《強く念を押してたのが、何か臭う》《悪役会議室に出演したら死亡確定、という区切りがあると嬉しいですがVIVANTはそれも裏切ってきそう》と疑う声も……。

 さらに、ドラマ公式サイト内の人物チャートでは、新庄のところに《死亡!!》と明記されたのだ。少なくとも現時点で新庄は「死亡扱い」であることは間違いない。それでも、劇中に残された数々の違和感と福澤監督の意味深な発言などが、視聴者の「まだ終わっていない」という期待をかき立てている。果たして、新庄は本当に死んだのか――。

特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲ藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。『VIVANT』第1シーズンでは考察を大いに楽しんだ。