レシピ投稿サイト・クックパッドが、SNSや他サイトのレシピを取り込める機能「レシピスクラップ」(現在は「レシピ取り込み」)を発表したのは今年3月のこと。しかし当時、ユーザーからは批判的な意見も噴出し、リュウジ(40)ら料理研究家もこの新機能に批判の声を上げた。
あれから5ヶ月。物議を醸した機能追加の現在地は──。
「発端となったレシピスクラップ機能は、インスタグラムやX、個人サイトなど外部で見つけたレシピのURLを入力することで、材料や手順などをクックパッドのアプリ内に取り込んで自分用のレシピとして保存できる機能です。これを使えば外部のレシピもクックパッド内で検索・管理できるため、公式も《クックパッドアプリでお気に入りのレシピを一元管理できて、とても便利です》と謳っていました」(WEBメディア編集者)
登録者数565万超のYouTubeチャンネル『料理研究家リュウジのバズレシピ』で知られるリュウジも、3月21日に自身Xへ《クックパッドの新機能酷すぎる》《こっちは必死で自己アカウントで頑張ってんすけど あまりにもレシピ製作者にリスペクトがない》などと投稿。
その後もツリーで《クックパッドに投稿されてるレシピならまだしも他のSNSから勝手にレシピ取り込んでそれで金を稼ぐってどうなのよ》《俺のレシピ取り込んでみた 作り方も全部取り込まれた こんなんされたら元記事みないでクックパッドだけ観るようになるから料理家は一つもメリットなく》などと続け、一連の投稿合わせて1400万以上の閲覧を記録する注目を浴びた。
「問題視されたのは、外部サイトやSNSに掲載されたレシピを、元の投稿やサイトを訪れなくてもクックパッド上で確認できてしまう点です。料理家側からすれば、調理の度にレシピ紹介ページに訪問していたユーザーが減ってしまう。これは閲覧数ひいてはフォロワー数にも響きます。これらの影響力は企業タイアップ投稿やレシピ本の出版につながるケースもありますから、料理家としての活動にネガティブな影響を及ぼしかねません。
さらに、無料会員の場合、取り込めるレシピは週5件まで。それ以上利用するには550円(現在は決済方法によって302円~400円)というプレミアムサービスへの登録が必要で、この仕組みについても“他人が作ったレシピを利用して、有料サービスへの登録につなげ、収益を得ようとしているのではないか”との批判が上がりました」(前同)
当時、リュウジのXの発信でこの一件は大きな話題に。3月19日にこの新機能についての発信をしたクックパッドの公式Xのリプライ欄にも批判の声が多く上がった。
《著作権の引用の範囲超えてません?》
《便利ではあるけど、他人のふんどし掻っ払う行為では?》
《生活や人生を賭けて、苦労して編み出したレシピを公開して収益を得ているクリエイターさんがいます。彼らの努力を横取りしてえた収益を、クックパッドの社員は胸を張って受け取れるんですか?》