ビジネスシーンで広がりを見せる生成AIの利用。8月中旬、大手企業の公式X投稿をきっかけに、生成AIを利用することへの是非がネット上で議論されている。
引き金となったのは、味の素株式会社が運営するレシピサイト『味の素パーク』の公式Xが、8月14日に投稿した画像だった。
「投稿は、味の素の『ほんだし』を使った手作りめんつゆのレシピが掲載されている『味の素パーク』のリンクを紹介するものでした。画像では材料も紹介されたのですが、写っている『ほんだし』のパッケージは、文字が所々歪んでいるように見えたのです。また、計量カップも目盛りが二重になっている部分があるなど不自然な点が多く、一部ユーザーからは不快感を示す声が上がり、リプライや引用ポストで“生成AIを使ったのではないか”との声が殺到しました」(WEBメディア編集者)
実際に同投稿には、
《自社製品という、なにより誇るべき物が手元にあるのに どうしてわざわざ、それが“崩れた”画を広報として使いたがるのか、本当に疑問です……》
《AI使うのもいいけれど、画像チェックして自社製品の信用を毀損するような部分はレタッチした方がよくないかい》
《自分の商品をAIに読ませてぐしゃぐしゃになったものを「さあどうぞ」と公式アカウントに載せるの、何の抵抗もないの?》
などの声が寄せられた。
「こうした声を受け、『味の素パーク』の公式Xは16日、《ご不快な思いをおかけし誠に申し訳ございません》などと謝罪文を投稿し《実写写真をAIにて明るさ・背景の変更などを行った結果、文字やラベルが崩れてしまった状態で公開してしまいました》と経緯を説明。また、AIにゼロから画像を生成させたのではなく、あくまで加工に使用したことを示すためか、『ほんだし』や計量カップが元画像と同じ配置の画像も公開しています」(同)