■今度は『ガスト』にも飛び火……賛否呼ぶ企業のAI活用に同社が寄せた回答
さらに翌8月17日には、すかいらーくグループが運営するファミリーレストラン『ガスト』の公式Xの投稿も波紋を呼んだ。
「ガストの公式Xは《ガストのメニューをシールにしたらこんな感じでしょうか》などとつづり、イメージ画像としてボンボンドロップシール風の画像を投稿しました。しかし、随所で文字部分が歪んでいたり、ロゴが変形していたりするなど不自然な箇所があるとして、こちらも“生成AIを使ったのではないか”との指摘が殺到。味の素の炎上直後というタイミングも相まって物議を醸すこととなりました」(前出のWEBメディア編集者)
実際にガスト公式Xのポストには、
《企業はAIを使うことに慎重にならないとダメ》
《ネットとか新しいものが、普及しても不快にならなかったけど、生成AIだけは、不快というかヤバさを感じる》
《味の素が生成AI使って大炎上し謝罪した後にする事でしょうか……?》
といった批判の声が相次いだ。
一方で『味の素パーク』『ガスト』ともに、AI利用へ理解を示す声も少なくない。Xほかネット上には、
《味の素の一件といい しょーもないことに突っかかりすぎやろ 》
《みんなAI利用に厳しいな。製品や店頭に並ぶものならヤバいと思うけど、SNSの小ネタくらいの遊びでAI使ってもいいと思うけど》
《X民ってAIに対して拒否反応激しいね気持ち悪いくらいに。これって試しで作っただけなんだから別にいいんじゃねーの?》
などの投稿もあり、一連の対応を巡って意見は大きく割れている。
「肯定派はスピード感や効率、コスト面を評価し、SNSの軽い企画なら不自然さもエンタメとして許容できると捉えています。一方、否定派は不自然さを嫌悪するほか、企業が崩れた画像を出力する手抜き感やブランド軽視を批判しています。とはいえ、ガストについてはこの時点で公式な説明はなく、そもそも本当にAIを利用した画像なのかも定かではありません」(前出のWEBメディア編集者)
味の素に続き、賛否が巻き起こったガスト。そもそもこの画像はAIを利用して作られたものなのかも含め、見解を求めたところ、すかいらーくホールディングス広報室はこう回答した。
「今回の画像は、デザイナーが心を込めて制作したオリジナルデザインをベースとしております。そのデザインに対し、『ぷっくりシール風』の質感を加える目的で、補助的にAIによる調整を施しました。
一部AIを活用した表現により皆様にご不快な思いをおかけしてしまいましたことをお詫び申し上げます」(広報担当者)
企業による生成AIの活用が進む一方、SNS上での発信には、その使い方をめぐってさまざまな反応が寄せられている。