法務省保護局が、Netflixの恋愛リアリティー番組『ラヴ上等』シーズン2とタイアップし、8月上旬に公開・掲出した「更生」をテーマとしたコラボポスターが波紋を広げている。

 ポスターには「更生上等!!」「立ち直りって、ラヴだ」などの文言が踊るが、出演者の一人が“過去に犯した過ち”を告白した際に、“人に火をつけたことがある”と発言していたことがわかると、SNSは大炎上となった。一向に“鎮火”することがないこの一件だが、現在の法務省の見解は──。

 タレントのMEGUMI(44)がプロデューサーを務める『ラヴ上等』は、暴走族総長や服役経験など、過去にさまざまな「やらかし」をした男女が本気の恋愛や更生を目指す恋愛リアリティー番組。2025年12月にシーズン1が配信されると、出演者たちの感情をむき出しにしたぶつかり合いや、真っ直ぐに相手に向き合う姿などが大きな話題となり、その人気を受けてシーズン2が制作された。

 そんななか今回、法務省保護局はタイアップの理由として

《(同作品は)参加者それぞれが過酷な生い立ちや過去の罪など生きづらさを抱えながらも自分と向き合い、葛藤し、他のメンバーや地域の方々との関わり合いの中で少しずつ成長していく姿が描かれており、更生保護が大切にしている『人は変われる。一緒なら』というメッセージとも通じることから、この度タイアップさせていただくことになりました》

 と、説明。約2000枚を全国の保護観察所などに配布したという当該ポスターは、刺青が全身に入った出演者らがズラリと並び、なかでも中心にいる男性は小指の先がないというインパクト大のデザインだ。

 このビジュアルが公開されるやSNSでは、公的機関が過去の犯罪や反社会的行為を前面に出した商業コンテンツと組むことに批判が殺到。さらに前述の“人に火をつけたことがある”という出演者の発言が拡散した結果、プロデューサーのMEGUMIが8月13日、インスタグラムのストーリーズで、

《彼らは、過去も今もすべてをさらけ出し、覚悟を持ってこの番組に参加してくれました。そんな彼らに対して、傷つけるような言葉を投げかけることは、どうかおやめください。出演者一人ひとりを尊重し、温かく見守っていただけたら嬉しいです》

 との声明を出すに至った。しかし《出演者のヤンチャ自慢で犯罪歴カミングアウトとか全然更生もなにもない》などと批判は止まらない状況だ。