■福澤監督の重大発言と7月26日に放送されたメイキング映像も沸騰

 また、乃木(堺)がテントの元幹部・アリ(山中崇/48)と協力して、新庄(竜星)をバルカ共和国へ逃がしたのでは――という考察も。

 根拠とされるのは、アリが第14話(8月16日)で新庄に、“なぜ別班から疑われたのか”をバルカからリモートで詳細に説明して通信を切る際に、「では、のちほど」と告げたこと。元テントの新庄が無実だったことから、この先に関わる理由が見当たらないアリが「のちほど」と言っていることが不自然だという指摘だ。もちろん、乃木に向けて告げた言葉かもしれないが――乃木が新庄に「あなたはもう、光のもとで生きられません」と発したことも含めて、

《アリが新庄に説明したあとに「では後ほど」と言って通信を切ったのは、新庄とチョッキーをバルカに逃がす目的で会うから?》
《新庄に言った「光のもとで生きられません」は「なぜならあなたは今後別班として働かねばならない、別班に光は無いのです」って続いたりせんかな》
《新庄は生きていると考察 死んだように(胸が撃たれたように)偽装しているガムや腕と足だけしか撃てない事や移送中に腐食はその伏線別班として今後活動する可能性もある》
《「新庄」は死にました新庄としてはね!(略)これからは別人としてバルカで生きて行くに違いないよ!》

 といった、別班転身説や別班と共に動くのではという考察が多く寄せられている。

 また、見逃し配信サービス・TVerでは、メイキング番組『VIVANT -Adventure Log-』が本編放送後に順次配信されているが、「#14」では竜星が意味深な発言をしている。

 竜星によれば、演じる新庄は、最初は第1シーズンの終盤に死亡する予定だと聞かされていたが、福澤監督から「新庄は(シーズン1で)死にません。シーズン2とかそれ以降に活躍するので」と言われたという。“それ以降”というのは、第2シーズン終盤や、一部で報じられている“劇場版”のことなのでは、という見方も。

 そして、新庄生存説の最大の根拠として注目されているのが――『VIVANT』第2シーズン初回(第11話)の直前、7月26日に放送された『VIVANT 初回直前生放送 SP』で紹介された国内ロケのメイキング映像だ。

 同番組では、長野県木曽郡の稲川第二発電所――洞窟のように見える場所で撮影する様子が紹介されていたが、そこでは堺、乃木の義兄弟でバルカ人・ノコル役の二宮和也(42)、そして新庄役の竜星の3人が集結していたのだ。ノコルはワイシャツに黒のスーツ、乃木と新庄は詰襟で黒ずくめの服を着ていた。このシーンはまだ本編で使われていないため、

《まだ放送されてないシーンのメイキングに新庄居るやん!》
《モニターの研修時代とかの可能性ないかと思ったけど乃木いるなら違うかー》
《新庄は生存している確率が上がってきた》

 といった、新庄の生存を確信する声も相次いでいる。

 もちろん、メイキング映像だけで新庄の生存が確定するわけではないだろう。しかし、第14話で“死亡”が明言された直後だけに、第2シーズン放送直前に流れた未放送映像に竜星演じる新庄が登場していたことは、生存説を刺激する材料になっている。

 バルカ共和国を巡っては、テント出身のノコルの会社が採掘権を持つフローライトの鉱脈があるほか、“別班の宿敵”である中国系組織「シンシー」が“テントの孤児院”を狙っていることを示唆する描写もある。第14話で“死亡”とされた新庄が、もし本当に生きているのだとすれば――乃木やノコルとともに、バルカを舞台とした新たな戦いに関わっていく可能性もありそうだ。

特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲ藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。『VIVANT』第1シーズンでは考察を大いに楽しんだ。