■カメラマンの映り込みも話題に

 また、乃木が岡山駅から「特急やくも」に乗り込むシーンで、光沢のある「やくも」のボディや電光掲示板に、カメラマンとみられる男性スタッフが映り込んでいたという指摘も。

『VIVANT』の国内施設やスタッフの映り込みには、

《後ろにスギ薬局の看板写ってたけどw》
《やくもに乗るシーン、カメラマンが反射で見えちゃってる》
《カメラマンCGで消せなかった?ビデオチェック甘ない?》

 といったツッコミが寄せられている。しかし一方で、

《映り込みってこの一瞬やで。乃木さん見てたら絶対にわからん。(略)ただ静止画で「撮影が杜撰」って突っ込むほどのシーンでもない》
《これくらい良いだろ。ハリウッド映画ですらこういうミスあっても興行収入がとんでもない作品たくさんあるんだぞ》

 といった、擁護する声も寄せられている。

 視聴者の声にもあるが、どんな名作であっても、“劇中の季節に咲かないはずの花が咲いている”“当時存在しない電車が背景で走っている”“サングラスにスタッフが映り込む”などは珍しい話ではない。そんななか、『VIVANT』への“ツッコミ”が盛り上がるワケ――それは、それだけ『VIVANT』が多くの視聴者に注目されていることの“裏返し”とも言えるのではないか。

『VIVANT』は“考察ドラマ”としても楽しまれている。そのため、同じ場面を何度も、場合によってはスロー再生で画面の隅から隅まで映像をチェックする視聴者も多いだろう。それも、今回のようなツッコミどころが指摘されてしまう要因かもしれない。

 高視聴率と考察人気の代償とも言えそうな視聴者からの細かい指摘。良くも悪くも、作品人気を象徴する話なのかも。

特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲ藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。『VIVANT』第1シーズンでは考察を大いに楽しんだ。