■定価2万7500円が20万円超に…
落選者の不満を加速させたのが、当落発表直後から始まった高額転売。
特に目立つのが、ポケモンセンターオンライン限定の「ポケモンカードゲーム MEGA『30th CELEBRATION FUTURISTIC BOX』」。定価は2万7500円(税込)だが、フリマサイトでは早くも15万〜20万円前後での出品が相次いでいるのだ。
しかも発売日は9月16日。現時点では発売前のため、出品者の手元に商品が届いていないケースもある。
SNS上では、《まだ発売前なのにこの値段は異常》《本人認証までしたのに、結局転売されるのか》《欲しい人が落ちて転売目的の人が当たってるなら意味ない》といった怒りや落胆の声が広がっている。
今回の抽選では、マイナンバーカードを使った本人認証枠が導入され、当選数の大半が本人認証済みの応募者向けに用意された。それでも高額転売が完全に防げたわけではないというわけだ。
一方、8月28日からは「30th CELEBRATION カードセット(9種セット)」の抽選受付が始まり、当選結果は9月4日に発表される予定だ。対象となるのは「30th CELEBRATION」BOX、「30th CELEBRATION カードセット(9種セット)」、「30th CELEBRATION プレミアムデッキセット エーフィ・ブラッキー」など。ただし、もっとも高額転売が目立つ「FUTURISTIC BOX」は、現時点で追加抽選の対象に入っていない。
そのため《FUTURISTIC BOXだけないってことは受注生産?》《ここは受注にしてほしい》《30周年なんだから欲しい人に行き渡る形にして》など、今後の受注生産を期待する声が上がり続けている。ただし、受注販売について公式からの発表はなく、現段階ではあくまでファンの憶測にすぎないが。
30周年という節目に、マイナンバーカードを使った本人認証まで導入した今回の抽選。それでも「全落ち」の悲鳴と、発売前商品の高額転売は同時に起きた。
抽選方法は確実に進化している。それでも、「本当に欲しい人へ商品を届ける」ことの難しさは残ったままだ。9月4日の追加抽選、そしてFUTURISTIC BOXをめぐる今後の対応が、この30周年抽選騒動の“次の焦点”になりそうだ。