■力が入らないなら潔く休場すべき!

 豊昇龍は横綱になりたいいがゆえに、体を大きくしていろいろな箇所に負担をかけてきた。今は、八百長はほとんどないから、昔みたいに誰かから星を買うなんていうこともできない。

 同じくガチンコの大の里も横綱になってから、苦しんでいる理由が分かるだろう?

 さて、先場所、オレの三男・王鵬が小結で2勝13敗と大敗した。その王鵬に「八百長疑惑」が持ち上がっているという。

 9日目、小兵の藤ノ川に高々と吊られて負けた相撲が「怪しい」と思われているらしいが、父親のオレが、ユーチューブで「八百長撲滅」を訴えているのだから、それはないと思う。

 でも、やっていないにせよ、そういうふうに疑われる時点でアウトだよ。首を痛めていたらしいけど、力が入らないなら、潔く休場したほうがいいとオレは思う。いずれにせよ、王鵬には猛省を促したいね!

貴闘力忠茂(たかとうりき・ただしげ)
1967年9月28日、兵庫県生まれ。二子山部屋(入門時は藤島部屋)入門後、83年に初土俵。最高位は東関脇。2000年に幕尻(前頭14枚目)で初優勝する。02年に引退し、大鵬部屋の部屋付き親方となるが10年に野球賭博関与のため日本相撲協会を解雇される。現在は焼肉店『ドラゴ』を経営。