夏ドラマ最大の話題作、堺雅人(52)主演の日曜劇場『VIVANT』(TBS系/毎週よる9時~)の第2シーズンも第5話(8月23日放送、通算16話)まできたが、なかなか話が進まず地味な展開が続いている。
同ドラマは、自衛隊の秘密部隊「別班」に所属する乃木憂助(堺)の活躍を描く物語。2023年7月期の第1シーズンは、架空の国・バルカ共和国と日本を舞台に、謎のテロ組織「テント」の正体を追う物語が描かれ、それに続く第2シーズンは、中国の秘密組織「Xinxi(シンシー)」による別班メンバー5人の拉致事件から始まった。
第5話は、野崎(阿部寛/62)の手足となっていた東条(濱田岳/38)が、潜伏先の島根県で乃木に捕まり尋問を受けるが、野崎に脅され指示されていただけだったと明かす。そこで乃木は、野崎が「何か苦渋に直面したらチンギスに相談するといい」と助言していた、バルカ警察・チンギス(バルサラハガバ・バタボルド/40)に会う。
チンギスは野崎から託された手紙を乃木に渡す。そこには「天網恢々疎にして漏らさず」と書かれていた。また、野崎は自分が「何が正義か何が悪か永久に答えの出ないπ(パイ)の世界に生きている」とも言っていたという。乃木は野崎の手紙をヒントに、公安の動きがシンシーにすべて筒抜けだったことを発見する。
乃木は公安部長・佐野(坂東彌十郎/70)を尋問にかけ、佐野も野崎も日本を裏切ったわけではなく、野崎がシンシーと接触したのは任務だと聞き出す。きっかけは5年前、野崎が北京大使館にリエゾン(組織間の連絡係)として駐在していたときのこと。裏の任務である、弾道ミサイルを発射していた北朝鮮の諜報活動で……という展開。