堺雅人(52)が主演を務めるTBS系日曜劇場『VIVANT』の第16話(第2シーズン6話)が8月30日放送された。同回では第1シーズンから名前のみ浮上していた劉銘軒(リュウ・ミンシェン)が初登場。主演の堺はこれまで主人公・乃木憂助、その別人格「F」を演じてきたが、堺がリュウも演じていることが明らかになり、一人三役となった。そして、それに関連した考察が沸騰することに――。

『VIVANT』は自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)の活躍を描いた超大作ドラマ。謎のテロ組織「テント」の正体を追う2023年7月期の第1シーズンでは、架空の国・バルカ共和国と日本を舞台にした壮大な物語が描かれた。

【以下『VIVANT』第16話までのネタバレを含みます】

 第2シーズンでは、初回から第1シーズンで「テント」関係の任務に携わった別班員が拉致される事件が発生。後に拉致事件は中国系組織「シンシー」の仕業であり、乃木も信頼している警視庁公安部の刑事・野崎守(阿部寛/62)がその拉致事件に“加担”していることが判明していた。

 第16話では、野崎は日本を裏切ったわけではなく、ダブルエージェント(二重スパイ)として「シンシー」の幹部になろうとしていること、そのきっかけとなったのが、5年前にリュウが死亡したことだと明らかになった。

 5年前、リュウはエージェントとして野崎と北京で活動していたが、危険な潜入捜査を試み、失敗して相手組織に拷問を受けて死亡。野崎は現在もそれを悔やんでいた。ところが、第16話では、実はリュウは生きていたことが明らかに。しかも「シンシー」のメンバーであり、潜り込んで幹部になろうとしている野崎を追い詰めていく――という展開が描かれた。

 そんなリュウは、容姿が頬の傷以外は乃木と瓜二つであり、頭脳明晰な部分もよく似ている。挑発的な態度で話す際の雰囲気は、どこか乃木の別人格「F」を思わせるところも……。そういった人物像に加えて、わざわざ堺に一人三役で演じさせている点から、視聴者の間では“乃木とリュウは生き別れの双子なのではないか”という考察が浮上している。

 乃木とリュウの双子説――“根拠”の1つとして視聴者が注目しているのが、『5歳』という共通点だ。まず、日本で育ったとされるリュウだが、5歳の頃からシンシーで訓練を受けていた、シンシー側の人間だったことが第16話で明らかとなっている(生年月日は不明)。

 一方で、乃木は、1981年に公安の任務でバルカ共和国に潜入していた“ノゴーン・ベキ”こと乃木卓(林遣都・35→役所広司・70)と妻・明美(高梨臨/37)の間に誕生。3歳の頃にバルカの内乱に巻き込まれて家族と生き別れてしまい、人身売買された際に受けた暴力と強いストレスにより記憶喪失となり、行き場を失った孤児となっていたところを戦場ジャーナリストに助けられて、帰国したのが5歳ごろだと見られていることから、

《5歳というキーワード。乃木と劉は素直に(顔が同じなこと)考えれば双子の兄弟》
《乃木って双子か? Fはリュウミンシュエンが乃木の中で生きていた人格かな5歳からって所も気になるな》

 といった、双子説を考察する声が多く寄せられている。