■“双子”なのは乃木ではなく“父親”では……考察大沸騰!
また、野崎(阿部)は第11話で別班員拉致事件を巡って“敵は班員の親族を狙ってくるだろう” “指揮系統が統一されていないとまずいが、力関係は(自衛隊の)特殊作戦軍が上なので公安は辞退する”と乃木憂助(堺)に話した後に、憂助の伯父・乃木寛道(井上順/79)と接触するという、不自然な動きを見せていたことも注目されている。実は野崎は、乃木とリュウの瓜二つぶりから血縁関係を疑い、探りを入れたのでは――という見方も出ている。
そういった“考察材料”から、
《リュウと乃木は双子やろ。野崎さんがベキのお兄さんを呼び出してたのはそれを確かめるためじゃないの?だって5歳からスパイとして訓練してたリュウ、5歳の時に人身売買された乃木、辻褄が合う》
《乃木とリュウがバルカで生まれた双子としてリュウだけ引き離されて中国人として育てられたとしてベキが子供を手放すはずはないので生まれた時に片方は死産でしたとか言われて中国が連れて行ってしまったとか?》
《乃木が無意識に兄弟を元にした人格を自分の中に作り上げてたりしない?もしくは最初からイマジナリーじゃなくて、ある程度のところまでは兄弟で一緒にいたとか?リュウとFがなんとなく似てるので、Fのオリジナルがリュウなのかもと思っちゃう》
といった双子説を唱える声が寄せられている。
共通する“5歳”、“野崎の動き”、“Fとリュウが似ている”――そうしたことを根拠とする乃木とリュウの双子説だが、反論も多い。特に、前述のように乃木は1981年1月にバルカ共和国で生まれた一方でリュウが日本育ちであること、第1シーズンの乃木家の回想シーンでは、乃木が双子であることを示す描写が確認されていない。そして、それを踏まえたうえで、
《もしかして乃木卓は双子の兄弟で劉銘軒はその息子の可能性が有るんじゃ無いかって話で、その可能性を確認しに乃木寛道に会いに野崎がホテルに行ったのでは?》
《ベキが双子で、乃木母も双子で、乃木とリュウが従兄弟》
《「弟さんのことで」と野崎は乃木ベキ兄に会ってたから、ベキが双子だったのかなーとか思っちゃう親が一卵性双生児の従兄弟でめっちゃ似てるケースあるし》
といった、“双子なのは父親の方で、乃木とリュウの関係は従兄弟ではないか”という説もあり、考察合戦が過熱している。
『VIVANT』第1シーズンでは、バルカ共和国の組織「テント」の幹部・ノコル(二宮和也/42)が、実は乃木の義兄弟だった――という展開が描かれた。果たして、乃木とリュウの関係は――。
特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲや藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。『VIVANT』第1シーズンでは考察を大いに楽しんだ。