■「償いを背負う」ために入れた刺青
──海外で危ない目には遭いませんでしたか?
小野:それが、その後、香港で財布をすられて一文なしになってしまい……。フィリピンのKTVと同じような感じでお金を稼ごうとしたら、私服警官のガサ入れを食らって、不法就労で逮捕されてしまったんです。2か月間、香港の刑務所に入ることになっちゃって。
──優等生だった娘が海外で逮捕。親御さんも、かなり驚いたのではないでしょうか。
小野:申し訳ない気持ちでいっぱいでした。当時は東京で一人暮らしをしていて、親からは、そんなに裕福じゃないのに仕送りもしてもらっていたし。裏切ってしまって苦しかったです。
ただ、一方で「逮捕されて良かった」と、ホッとした部分もありました。ずっと日本にいたら、悪いことだって自覚がなくて、やめられなかったと思うから。
帰国後、スマホは捨てた。「これがあると、パパ活時代の人たちから連絡があったら、断りきれずにまた、やってしまうから」と生真面目な一面を覗かせる。そして、刺青を入れたという。
小野:最初に入れたのは洋彫りで、アインシュタインの言葉。「過去から学び、今日のために生き、未来に期待する」ってやつ。
悪いことをした私なんて、生きていちゃいけない……。そう考えてしまう思いを消して、償いを背負うためのおまじないです。
和彫りは、好きな男が「和彫りが入っている女が好き」って言うから、聞いた次の日に彫りに(笑)。右腕だけで5時間×4日間ですよ。そこから背中、左太ももまで広げて。ゴリゴリ削っていくので、すごく痛いし、パンパンに腫れました。
──好きな男のためにそんなに……。
小野:重いんですよ、私。彫りの痛みに耐えたのは愛の力です(笑)。片思いで、とっくに終わりましたけど!
大ヒット恋愛リアリティショー参加で話題の“金髪刺青メンヘラ女”乙葉が初めて明かした衝撃の半生――! 勉強熱心な家庭に生まれ、中学まで「オール5」の優等生として育ってきた乙葉。高校は特待生として進学校に進むも、母親からの束縛や過干渉にフラストレーションがたまり、“ある事件”をきっかけに、非行への道を爆走することとなる。毒親、歌舞伎町、パパ活、整形、香港での逮捕・収監。愛に溺れて、愛を探して、愛に狂う--歪んだ愛とともに育った人生の記録。
