とんねるずの木梨憲武(64)が冠音楽番組『木梨レコード』(ABEMA)で行なった“ベンツをベコベコにした”悪ノリに批判の声が殺到している。番組の配信は4か月前のことだったが、該当シーンの拡散がきっかけとなり、8月末から大炎上状態が続いている――。
発端となったのは、4月25日配信の『木梨レコード』で、木梨がゲスト出演者で元アルペンスキー日本代表選手でもあるラッパーのSHO(44)の愛車である金色のベンツの屋根の上に立ち、ペコペコと音を立てるくらい体重をかけるなど“悪ノリ”をしたこと。その場でSHOが木梨をとがめることはなく、その後も番組は和やかな雰囲気で進行したため、当時は大きな問題にはならなかった。
ところが、それから約4か月後の8月30日、SHOがXで一般ユーザーからの《どんな流れがあるにせよ自分の車を踏まれて愛想笑いしてたの見た時「あ!魂売った!」って思ってしまいました笑笑》というコメントに対して、『木梨レコード』での愛車の部分の動画を添えながら、
《これの事言ってるのか? これはabemaがやってる木梨さんの歌番組の歌を収録前だぞ これで俺がキレて帰ったら誰も得しないだろ 男には我慢する時もあるってことだよ 今はこの時の俺によく我慢したと褒めてあげたいね けしてダサいなんて1mmも思わねぇ》
と回答したことで、該当シーンがXで拡散されることに。SHOは、ベンツの修理費をABEMAが支払ってくれたとも説明し《流石abemaです》とポストもしたが、木梨の行為には批判が殺到。そして、
《木梨は昔から変わってないが時代が変わったんだよ 昭和、平成のノリは時に令和には通じない》
《もう、令和はそういう時代ではない。 昭和のような何でもかんで許される時代は終了だよ》
《ノリさんがあんなに嫌われる時代が来るとは夢にも思わなかった。これを予測できなかったノリさんの時代錯誤感に問題があるのだか、これからは少しでもハラスメント気味な行為を行うと叩かれるということだ。昭和の人間の居場所がなくなる》
といった、時代の変化を指摘する声も多く寄せられることに。
木梨と石橋貴明(64)によるとんねるずは、昔から破天荒なイメージで知られる。バラエティ番組で暴れ回ったり、共演者の大切な物に勝手に落書きするなど、奔放に振る舞うことも少なくなかったが、それが笑いに繋がっていたところもあり、今回のような“悪ノリ”は今に始まった話ではない。
しかし、時代は令和。かつてのようなノリは、視聴者に受け入れられなくなっているのか――元テレビ朝日プロデューサーで、ABEMAの番組にも携わっていた鎮目博道氏は、とんねるずが特にイケイケだった、いわゆる“フジテレビ黄金期”の頃を振り返り、こう解説する。
「昔は、タレントさんがテレビで出演者の私物を壊したり、勝手に番組に登場させたりするというのがよくある演出手法でした。“レンジローバー事件”なんかが有名ですよね」(鎮目氏、以下同)
レンジローバー事件とは、1991年に生放送されたフジテレビ系の『FNSスーパースペシャル 1億2000万人のテレビ夢列島'91 24時間ぶっ闘志』内で、明石家さんま(71)の愛車で高級外車の「レンジローバー」を、ビートたけし(79)とタモリ(81)が勝手に運転し、ボコボコに大破させた伝説的な生放送のハプニングである。