見上愛(25)と上坂樹里(21)がダブル主演するNHK連続テレビ小説『風、薫る』は、9月7日から第24週「環」が放送され、いよいよ物語(全26週)は終盤。平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)は13%台と14%台を行ったり来たりで、8月までの全話平均は13.8%と、全話平均13.1%で朝ドラワーストの『おむすび』に次ぐ低い数字になりそうだ。
同ドラマは、田中ひかる氏による伝記『明治のナイチンゲール 大関和物語』(中央公論新社)が原案。明治時代に実在した看護師の大関和(ちか)と鈴木雅(まさ)をモデルにし、西洋式の看護教育を受けた一ノ瀬りん(見上)と大家直美(上坂)が日本初の専門看護師となり、最強バディとなっていく物語。
第23週「歩々清風」(8月31日~9月4日)では、捨松(多部未華子/37)が恵風看護婦会を訪ねてきて、日清戦争で看護婦が世間に認知された今、看護の未来をりんと直美に託したいと話す。時は流れて明治32年、りんの娘・環(瀧七海/20)は女学校の最上級生へと成長。派出看護の依頼は増え、恵風看護婦会の仕事は順調だった。
ある日、しのぶ(木越明/26)が派出看護に関する悪評を耳にし、りんと直美に報告に来る。噂の派出看護会を訪ねると、そこにいたのは、看護婦の資格のない女性たちを雇って商売をしている寛太(藤原季節/33)だった。直美とりんは悪質な派出看護への取締りを求めて、内務省衛生局の柳生(中村倫也/39)を訪ねるが……という展開。
X上では、《寛太のビジネスは違法とまでは言えず、でも「看護婦」を売りにしながら実態は違う。りんや直美が憤るのも分かるが、でも平蔵宅で囲碁に付き合う直美…説得力ないよ。訓練された看護婦と自称看護婦の提供する仕事の質の差が描けてるとは言い難い》などと、無資格派出看護の問題描写について厳しい声が相次いだ。