■東南アジア初のフレーバーを投入
さらに今年4月からは、東南アジア初となる『ヤクルト ピーチ風味』を投入し、攻勢を強めています。中国市場で先行販売したところ大きな反響を呼び、ベトナムでも現地からの熱い要望を受けて発売が実現。開発チームが試行錯誤を重ね、ヤクルトならではの乳酸菌の味わいを生かしながら、現地では珍しい桃の香りを加えた絶妙な配合に仕上げました。ピンク色のパッケージも目を引き、新たな人気商品として注目を集めています。
「日本の人口に迫る1億人超の市場でありながら、ベトナムにおけるヤクルトの1日当たり販売本数はまだ130万本台にとどまります。日本では1日に約890万本の販売実績があるため、人口比で見れば伸びしろは非常に大きい。今後は都市部だけでなく地方へ販売網をどう広げていくかが、さらなる成長のカギになりそうです。2030年に掲げる1日200万本という目標も、地方への浸透が進めば十分に射程圏内でしょう」(経済部記者)
日本の味が海外に広がっていくのは嬉しいニュース。現地に合わせた工夫を重ねながら挑戦を続けるヤクルトのさらなる飛躍を期待したいところです。
トレンド現象ウォッチャー・戸田蒼
大手出版社でエンタメ誌やWEBメディアの編集長を経てフリー。雑誌&WEBライター、トレンド現象ウォッチャーとして活動中。