■『まつもtoなかい』は「ティアラにとって希望の光」の声も

 5月22日をもって平野紫耀(26)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)の3人がグループを脱退し、平野と神宮寺は同日、主演映画のPRを残す岸は今秋、ジャニーズ事務所からも退所する。そして5月23日からは永瀬廉(24)と高橋海人(24)の2人ユニットとしてキンプリは継続する。

『まつもtoなかい』を見たキンプリファンからは、

《今夜の『まつもtoなかい』は、ティアラにとって希望の光だったと思う》
《ほんとに、キンプるリターンズでお願いしたいね 「まつもtoなかい」を見ていて、色々希望も感じたの。だから信じていようって決めたよ》
《SMAPファンはもちろん、ティアラも絶対観た方がいい! 香取君の活躍TVで本当流れてなかったんだな、1位とか知らなかったわ ザキヤマさんSMAPにもキンプリにも寄り添ってて感謝 中居君は気にしてたけど、これは希望の光だよありがとう》

 といった声が寄せられた。

「フジテレビで中居さんと香取さんの共演が実現したのは、SMAPの冠番組『SMAP×SMAP』をやっていたことが大きかったのでしょうが、ティアラはキンプリの冠番組『King&Princeる。』を放送する日テレで、事務所を去る3人と残る2人の再集結に期待しているのではないでしょうか。

 香取さんは“テレビでのお仕事がなかなかない中”“地上波で歌う機会がなくなった”とぶっちゃけていましたが、フジはそれをカットすることなくしっかり流していた。それは松本さんがいたことも大きかったでしょうが、ジャニーズ事務所サイドに忖度することはなかった。

 番組冒頭は、中居さんも香取さんも腹の探り合いといった感じで、緊張感あふれる共演となりましたが、元SMAP同士の共演というのは世間や業界に与えたインパクトも大きく、フジテレビが“風穴”を開けたと言ってもいいのではないでしょうか」(前出のワイドショー関係者)

■“分裂”のキンプリ再共演のキーパーソンになるのは……

 今回の“SMAP共演”を受けて今後、現役のジャニーズタレントと“辞めジャニ”の共演が増えていく可能性もあるだろう。

「中居さんもジャニーズ事務所から独立していますが、マネージャーも事務所から派遣してもらっていて、現役ジャニーズタレントとの共演も多い。今でも半分はジャニーズタレントのようなもの。

 そのジャニーズ事務所は、ジャニー喜多川氏(享年87)が亡くなって以降、退所するタレントが続出していますし、そのジャニー氏に生前の“性加害問題”が取り沙汰され、強烈な逆風が吹いている。民放サイドの忖度も減っていくことが予想されます。

 元SMAPの2人が忖度を打ち砕いて、現役タレントと辞めジャニの共演へのハードルを下げてくれた。そこにお笑い界のトップに君臨する松本さんという“キーパーソン”がいたのも大きかったですよね。そして、キンプリにとってキーパーソンになっていきそうなのが、アンタッチャブルの山崎さんですよね」(前同)