食べ物が簡単に手に入る“食の飽和”時代。その中でも、身体に良い食事を求めたいという動きが強まっており、ここ数年で「腸活」という言葉がトレンドとなっている。
「マーケット調査会社である富士経済が2026年6月に出した最新調査によると、『腸内環境改善関連』の国内市場は堅調に業績を伸ばしており、2030年には4,181億円に達すると予測されています」(全国紙経済部記者)
実際に、腸内細菌が便通や消化機能に限らず、身体全体の健康に深く関わっていることが明らかになってきている。たとえば、皮膚のバリア機能に影響したり、動脈硬化の原因物質の創出だったり、ランナーの持久力を高めるために乳酸を変換したり……腸内細菌の存在は、日々の健康を創り出すのに必要不可欠な要素と言っても過言ではない。
この腸内環境を整えるために、ヨーグルトや納豆など、“腸に良い食品”を積極的に摂る人も多いだろう。しかし、実はそれがまったくの無意味、それどころか反対に悪い影響があるかもしれないとしたら──。
そんな“自分の腸にあった食事”を探るサービス『mRNA HEALTH TRACKER』を、菓子メーカーである江崎グリコが9月14日から開始した。
このサービスを利用することで、利用者の腸内細菌の活動状況を確認し、結果に応じて300種類以上の食品ラインナップから“どんな食べ物を摂取すべきか”、“どんな食べ物を避けるべきか”をリストアップしてくれるのだそうだ。最終的には、個々の腸内環境に合った食生活のプランを専門のアドバイザーが提案してくれるといった内容。さっそくメーカーに話を聞いてみた。