多くの人が待ち望んだ“SMAP共演”から3日、その余韻はいまだ続いている――。

 4月30日、ダウンタウン松本人志(59)と元SMAPの中居正広(50)の冠番組『まつもtoなかい』(フジテレビ系)の初回が放送。初回ゲストは新しい地図香取慎吾(46)だった。“2017年4月22日に放送された『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)以来、およそ2200日ぶりに香取と中居が共演する、というド級の話題性から、番組は放送前から大きな注目を集めていた。

「中居さんと香取さんは、約2200日の間、共演こそしていないものの、お互いに連絡は取り合っていたことを明かし、SMAP時代と変わらない近い関係性に多くのファンが感動しました。その一方、あらためて“NGワード”が際立ってしまった感もあり、“最後の壁”の分厚さを感じさせる、という声もありますね」(女性誌編集者)

 今回のトークでは、中居も香取も稲垣吾郎(49)や草なぎ剛(48)の名前を出し、

「それぞれの道を歩むときに、テレビという場所でのお仕事が減ってしまうかもしれないけど、新しいことをやってみたいという方向に近かったのが(新しい地図の)3人。中居くんは“テレビの中でやっていきたい”という話があったので進む道が違うなって」

 と、香取がSMAP解散後、そしてジャニーズ退所時に中居と別れた理由を明かしていた。だが、SMAPメンバーでは木村拓哉(50)に関する話題だけ、相変わらず一切出てくることがなかった。これに対して視聴者からは、《「キムタク」が放送禁止用語なのか》という声まで上がっている。

「SMAP解散後、中居さんと新しい地図の4人はお互いの名前をしばしば出しますが、雑誌インタビューでも、映像メディアでも、不自然なまでに“木村拓哉”というワードが登場しないことで知られています。稲垣さんだけは例外で“木村さん”というワードを普通に出すのですが。

 中居さんや香取さんは解散当時から木村さんとの確執が報じられていました。それがいまだに尾を引いているのかもしれませんね……」(前同)

 SMAPの解散が正式決定したのは2016年の8月だったが、同年の年始の時点で各媒体が解散説や、“SMAP全員で独立するはずが、木村が事務所に残る選択をした”などと報じた。

 それを受けてジャニーズ事務所は2016年1月18日の『SMAP×SMAP(スマスマ)』(フジテレビ系)で、“解散騒動で世間を騒がせたことを生放送でSMAPに謝罪させる”ということを行なったが、その内容が“事務所サイドの木村と離反しようとした4人”を明確に区別した内容だったため、“公開処刑”“木村は裏切り者”という非難の声が相次いだ。