■SMAP解散の“引き金”、キムタクの“裏切り”のウラ側――

 この一件で、木村と中居の関係も本格的に悪化したと言われており、2019年1月の『週刊文春』(文藝春秋)では、中居が友人に“あのとき木村が裏切らなければ”と語っていたと報道。“『スマスマ』の収録現場で中居が木村にだけトークを振らなかったり、嫌味のように『木村はカッコいいよなぁ』と繰り返した。それにより木村が同番組の収録をボイコットしようとした”という内幕が報じられたこともあった。

 また、2020年2月、中居がジャニーズ事務所を退所する際に、そのことを元SMAPメンバーにメールで報告した際も、メンバーで唯一、木村だけ返事が来なかったことも明らかになっている。

「ただ、SMAP独立の件については、4人は木村さんも一緒に辞めると思い込んでいたが、そもそも木村さんは最初から辞めるつもりがなかった、というすれ違いが生んだ悲劇だったのではないか、という話もありますね。

 あの時点で木村さんはグループで唯一の妻帯者で2人の娘(Koki,Cocomi)もいて、うかつに動けない部分はありましたからね」(前出の女性誌編集者)

 この話に関しては、“妻の工藤静香(53)が今後のことを考えて木村のジャニーズ退所を止めた”という話もあった。工藤は、2016年当時に『FRIDAY』(講談社)の直撃取材に対して、「裏切り者だなんて…誰かが裏で仕組んでるのかなって思っちゃう」「どうして私たちが“裏切り者”呼ばわりされなきゃならないの!」と、語っている。

「家族のことも考えて、木村さんは4人とは別の道、ジャニーズ残留を早くから決断していた、ということが言われています。すでにその時点で4人と木村さんは良い関係ではなかった。そのすれ違いで生じた、勘違いの“裏切り劇”だったとも見られていますね……。

 ですがそもそも、木村さんが静香さんと2000年に結婚したことが、後々の香取さんや中居さんとの確執の原因になってしまったともささやかれていますが……」(前同)