暑い夏が終わって、季節は秋に突入。大型連休は温泉宿でのんびりしたいところだが、それも今や簡単ではなくなった。どの観光地にも外国人旅行客が押し寄せて大混雑。宿泊料金も上昇傾向にある。
そこで本サイトは、旅のプロを直撃取材。人気温泉地の陰に隠れた“穴場” を、本文では厳選10か所、前編の最終ページの表と合わせて全国50か所にわたって紹介する。
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都市部にも穴場はあるという。その代表格が、『縄文天然温泉 志楽の湯』(神奈川県)。川崎の歓楽街へも電車で約15分と、夜の満足度も高い。
温泉ソムリエ協会師範で温泉インストラクターの金井茂幸氏が言う。
「泉質は、太古の海水を起源とする強塩温泉で、体の芯から温まります。湯上がりには、川崎へ足を延ばし、焼肉や歓楽街を楽しむのもよし」
『神戸みなと温泉 蓮』(兵庫県)も、神戸屈指の歓楽街・福原へ好アクセス。航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏が解説する。
「神戸ポートタワーのすぐ近くに湧く、“都市の中に隠れた天然温泉”です。宿泊はもちろん、日帰り利用もでき、露天大浴場があるのも魅力です」
こういった都市型温泉では、浮いた時間を“夜の散策”に回してみるのもオススメだ。
『玉造温泉』(島根県)は、733年編纂の『出雲国風土記』にも登場する、日本最古級の湯として知られる。
「古くから美肌の湯として親しまれ、『出雲国風土記』には、“一度入浴すれば肌が若返り、二度目はどんな病も治す”と記されています。女性人気も高く、パートナーとの温泉旅にうってつけです」(前同)
松江市街から車で約20分とアクセスも良好。さらなる魅力が、情緒あふれる温泉街だという。
「街の中央を流れる玉湯川沿いには、足湯や茶屋が点在。『出雲手打ちそば そば富』や、地ビールなどを扱う『玉造酒販』など、人気店も多いです。湯上がりに秋風を感じながら、川のせせらぎを聞いてぶらりと歩く。これ以上のぜいたくはありません」(同)