■ホンダＣＭの起用におけるキンプリへの強い信頼

「２０２２年１２月１３日に、ホンダの新ＣＭ『Ｈｏｎｄａハート　安全技術／教育編』が公開されました。前日には、Ｈｏｎｄａハートのオフィシャルツイッターでカウントダウンが始まり、５人のお誕生日の時間に次々と新ビジュアルが公開されています。

　午前９時２９分に岸さん、１０時３０分に神宮さん、午後１時２３分に永瀬廉さん（２４）、１時２９分に平野さん、４時０３分に高橋海人さん（２４）が公開され、それぞれがメインのショットに《あと１日。》というシンプルな言葉も添えられていた。

　彼らのことをよく知り、彼らを見ている人がどうしたら喜んでくれるか、まさにＨｏｎｄａハートのメッセージコピー《きょう、だれかを、うれしくできた？》というエッセンスがいっぱいに詰まっていますよね」（前同）

　Ｈｏｎｄａハートの資料によると、Ｈｏｎｄａハートが一番伝えたいことに『「誰かを喜ばせることには、すべて同じ価値がある」その喜びのために、「一人ひとりが、手を、アタマを、ココロを、動かそう」ということです。』と記載されていた。

「ホンダが選んだ大切な仲間であるキンプリ５人、そのファン、すべての人を喜ばせたいという意図が明確にあるのが伝わってきます。また、キンプリの出演するテレビ番組へのＣＭ出稿、雑誌の表紙に起用される号への広告出稿をされています。

　最近では、ベストアルバム『Ｍｒ．５』の発売に合わせて新ＣＭを公開し、日本経済新聞の朝刊・全国エリア・全段で、新ＣＭのビジュアルを使用した企業広告が掲載されました。

東京・青山にあるショールームでの展示も５月２２日までとされており、５人でいる最後の日まで寄り添うというわけです」（前同）

　キンプリとホンダとの詳細な契約内容は不明だが、５人での活動ができなくなることに対して、契約不履行と判断された可能性があったと推測されている。

「ですが、様々な角度で検討され、懸念材料をクリアしたのでしょう。新作を制作する予算とスケジュールを確保されて、予定通り進行したことが伺えます。自ら選んだタレントに責任と信頼を持つ、それは間違いではないと自信を持っているようにも見え、企業としての姿勢や芯の強さを見せつけられました。

　新ＣＭのテーマは『夢』、気持ちのいい青空の下、車やバイクで走行する５人の笑顔が印象的なＣＭです。５人でのテレビ出演は最後になるだろう、５月１９日放送の『Ｍステ』でも、未来ある企業と５人のメンバーたちの大きな夢に向かっていく姿が映るＣＭが見られることでしょう」（前同）