■搭乗前にフル充電しておくことが必須に
見落とされがちなのが、機内におけるモバイルバッテリーの取り扱い制限。国土交通省の基準改定に伴い、160Wh以下の製品(最大2個まで)しか持ち込めないうえ、最大の変更点として「機内での使用(スマホやタブレットへの充電)」が全面的に禁止されました。持ち込み自体は可能ですが、フライト中に充電器として使うことはできず、保管場所も頭上の棚ではなく「前の座席の下」など手が届く範囲に限定されます。目的地に到着してからすぐにスマホを使えるよう、搭乗前にフル充電しておくことが必須となります。
ネット上でも、「手続きの締め切り時刻が変わったことを知らずに向かうと大変なことになりそう」「羽田の混雑を考えたら前倒しは妥当」「これからはもっと早く空港に着くように計画を立てないと…」といった声が上がっています。
「締め切りの前倒しと長距離移動は、これまでの感覚で利用していると思わぬ落とし穴になりかねません。空港での混雑緩和や定時運行という観点からは避けられない措置ですが、利用者の行動意識もアップデートしていく必要があるでしょう。搭乗口の確認を最優先にし、ターミナル内での移動時間をあらかじめ計算に入れておくことが大切になってきます」(旅行業界関係者)
締め切り前倒し、搭乗口までの徒歩移動、機内充電禁止。この変化に対応するためにも、当日は出発1時間以上前に空港へ到着し、時間に余裕を持った行動を徹底したいものです。
トレンド現象ウォッチャー・戸田蒼
大手出版社でエンタメ誌やWEBメディアの編集長を経てフリー。雑誌&WEBライター、トレンド現象ウォッチャーとして活動中。