■「美しいけど謎の敵感がある」――二階堂ふみ演じる薫に疑惑再燃

 薫(二階堂)は第1シーズンの頃から“偽装パスポートを英語式で読む”、“赤飯に顔をしかめる”、”砂漠越え中に1人だけ遭難する=空白の時間がある”など意味深な描写が多く、何か裏の顔があるのでは、と言われてきたキャラクター。第2シーズン第6話(通算第16話)でも、乃木がある事情からAIを利用して薫とビデオ通話した際、会話中に“間”がなかったこと、薫の表情などに違和感を覚えた視聴者も多かった。

 そのため、今回公開された最新ビジュアルには、

《美しいけど謎の敵感がある》
《すっごくカッコよくて素敵なんだけど…ダークなモノを感じてしまう…敵、じゃないよね、薫さん》
《なんか美しいんだけど怖い、、、》

 といった、不穏なものを感じたという声が寄せられている。

 一方、新ビジュアルを巡っては、アリ(山中崇/48)にも“裏切り”を疑う声が上がっている。第19話予告ではノコルが「裏切り者は必ず現れる」と発言しており、第18話ではアリが乃木から渡された長野専務の名刺を見て、すぐに「長野専務」と反応したことなども考察を呼んでいる。

《そんな困った顔してますけど、あなたが敵か味方なのかわからなくって視聴者の方が困ってます》
《アリ?なんでそんな表情なの??お願いだからノコル様を裏切らないでね》

 といった、アリの裏切りを懸念する声も寄せられている。

 今回の意味深な新ビジュアルについて、『VIVANT』ウオッチを続けるドラマライター・ヤマカワ氏はこう考察する。

「同じように顔が汚れていても、ジャミーン(本間)は怯えているのに、薫(二階堂)はミステリアスな表情。この違いに薫の裏切りを予感してしまいますが……ジャミーンの善悪を読み取る能力が間違いないなら、薫は裏切り者ではないので、逆に乃木らにとって切り札的な動きを見せるのではないかと。

 そして、アリ(山中)はノコル(二宮)を支えると言っていましたが、もともとは裏切り者。2度あることは3度あるかもしれませんが、そうなったら最期でしょうね。F(堺)の拷問がさらに過激になりそうで怖ろしいですね」

 第19話予告では、薫とジャミーンが寝ているところを何者かに襲われるような、不穏な場面も紹介されている。2人は第2シーズンに入ってから本筋の外側にいる感じもするが、いよいよメインストリームに入ってくるのだろうか――。

ドラマライター・ヤマカワ
編プロ勤務を経てフリーライターに。これまでウェブや娯楽誌に記事を多数、執筆しながら、NHKの朝ドラ『ちゅらさん』にハマり、ウェブで感想を書き始める。好きな俳優は中村ゆり、多部未華子、佐藤二朗、綾野剛。今までで一番、好きなドラマは朝ドラの『あまちゃん』。ドラマに関してはエンタメからシリアスなものまで幅広く愛している。その愛ゆえの苦言もしばしば。