■第1話のベキのセリフが伏線か――ここに来て再沸騰
ジャミーン(本間)には人の善悪を直感的に見抜くような特性があるとされ、彼女が懐いている薫(二階堂)が単純な“悪人”という展開は考えづらい。一方で、
《プリシャってだれなんだろうね!薫さんが黒幕だったらやだなぁ》
《勝手にプリシャはジャミーンだと思ってたけど薫先生の可能性もあるのか…敵になるか味方になるか分からないけど薫先生は絶対裏がある》
《薫先生、まさかシンシーの一味だったりしないよね?でもジャミーンへの思い入れを考えるとその線も有り得る気がしてきた》
といった考察が多く寄せられている。
また、ジャミーンを巡っては、第1話で「テント」の創設者・ノゴーン・ベキ(役所広司/70)がアディエルの訃報を知った際に、「また一人にさせてしまった」「退院後は我々で面倒を見る」と話していたが――今回の新暗号がきっかけで、この発言が再注目もされている。
まず「“また”一人」にという言葉からは、ジャミーンが過去にも身近な人物を失っていることがうかがえる。そこから、アディエルは実父ではなく養父だったのでは――という考察も浮上している。そして、「退院後は我々で面倒を見る」という発言だが、初回から第18話に至るまで、ジャミーンに「テント」のメンバーが接触したような描写がない。そして、ジャミーンにずっと付き添っていた人物と言えば……?
《シーズン1でアディエルが亡くなった時に、ベキがジャミーンについて「また1人にしてしまったな」って言ってましたよね。アディエル夫婦の実子ではなく養子だったのかもしれません》
《またってことはアディエルの子では無いんですよね?(略)薫さんが宝物みたいに守ってるのにも理由が?薫さんテントの上位幹部?》
《プリシャがジャミーンだとすると、第1話のラストのベキの発言に繋がる。「ジャミーンは我々(テント)で保護する」この発言は、ジャミーンが日本に移動したため辻褄が合わず、違和感を感じていました。今までずっとジャミーンを守り続けているのは、薫さん。ということは?》
《ベキの「また一人にしてしまった」という言葉が繋がってきましたね。そして薫。 薫の主治医とは思えないほどのジャミーンへの視線を見ると、孤児だったところをエリシャに救われジャミーンの世話役として仕えていたとか。。。》
といった、薫がテントのメンバーでは、という考察が多く寄せられている。
これまでにも、第12話でテントの元幹部・アリ(山中崇/48)が“ジャミーンがバルカに戻ること”を過剰に恐れる描写があったり、第19話予告でジャミーンと薫が寝ているところを何者かに襲われる描写があったりと、ジャミーン関連で不穏な描写は多い。
“プリシャ・ママドフ”とジャミーンに血縁など何らかのつながりがあるとすれば、彼女がシンシーに狙われる展開も考えられる。そして、ジャミーンを守り続けてきた薫の“本当の役割”とは――。
特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲや藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。『VIVANT』第1シーズンでは考察を大いに楽しんだ。